病気の友人のためにスカーフを編み上げたい

友人が乳がんの宣告を受けました。まだ、リンパ腺などにへの転移もないと言うものの進行が早いガンというショックなニュースに私は手が震えてしまいました。

あれは3週間前。健康診断といっしょにしばらく受けていないマンモグラフィーを受けてくるわ、と軽くおしゃべりをしたのに、2週間前に結果がわかり、「何か見つけたらしいからもう一度病院に行って生体検査をしなくてはいけないの。」と次の日に検査をして先週の月曜日にガンであることがわかり、今週には手術を受けます。

すごくショックを受けているだろうにも関わらずそれを出さずにいる彼女の姿はすごい。

そう、彼女にスカーフを編み始めました。アメリカにはプレーヤーショールと名付けられているショールがあります。プレーヤーとは「祈り)のこと。彼女の手術の成功ともとの生活に戻れることを祈りながら編むのです。

パターンを選ぶのにちょっと悩みましたが、背も私よりも高くがっしりしている彼女に女性っぽいスカーフは似合いません。悩みに悩んで決めたのが、Lintilla。デザイナーは Martina Behm です。ガータースティッチなのですが、編み上がり方がとても面白いんです。使っている毛糸はWollmeiseの Pure。早く編み上げたい、と思いながらも糸が細いせいもあってなかなか進みません。

彼女の手術前には編み上げて渡したい、と思っていますが出来上がるかどうかとても微妙なところ。でも、とりあえずがんばるしかない。そう思っています。これを書く暇があったら編んでいた方がよいのかもしれないですが、自分にハッパをかけるつもりで書きました。

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