マシンガン、レボルバーのカタログが届きました。

引っ越しの荷物は全部家の中に入ったものの,手続きに関する人々のあまりの無責任さ,やる気のなさ、そして仕事のいい加減さにイライラの毎日です。

私の怒りが絶好調に達してチョコレートをばりばり食べながらコーヒーを飲んでいたところに届いたこのカタログ.なんという恐ろしいカタログでしょう。

Your One-stop Shooting Supply だそうです。

なんだか,恐ろしそうに大きいマシンガンが約2200ドル。ちょっと小さいライフルが1300ドル。銃弾はそれぞれ約25ドルくらいで手に入るようです。

ショットガンは400ドル、自動小銃というやつかしら,これは普段は430ドルのところをセールで350ドルですって。

さらには銃弾を研磨する機械,いろいろな種類の銃弾、ホルスター、迷彩服などを扱っているようですが、中には誇らしげにMade in U.S.Aというのもいくつもありました。そして,送料無料とか,「世界を変えたハンドガン」「手持ちの古い銃を撃って,ずっと欲しかった銃に買い替えるチャンス」なんて言葉が次から次へとページにこれでもか,と出てきます。

Made in U.S.A であることは大切だと思いますが,人を傷つけるであろう武器はどこで製造されていようと手にしたくはないもの。しかし,この国では自分の身を守るために銃を所持することは自分の権利であると主張してやまない人たちがたくさんいますし,彼らのアメリカ政府への献金額は想像を超えるもの。毎日のように,ピストルで撃たれて亡くなる一般市民のニュースをテレビが流しても,一向に銃規制の動きは見られません。自分の権利を放棄することなんて彼らには想像できないようです。

銃を所持することは悪いことではない.たまたま悪者の手に渡ったから悲劇が起こる,というのが彼らの主張です。じゃ,どうしたら悪者の手に渡らぬようにできるのか,なんて議論したって無理なことは百も承知。いったい、流れ弾に当たって死んでいく子供たちの親の気持ちはどこに持っていったらよいのでしょう? 通信販売で手軽に銃が買えてしまうのですもの,誰が持っていても不思議ではない日常です。

もちろん,銃を所持するためにはライセンスが必要とされますが,そんな法律を守る人たちだけではありませんからね。
そういえば、車で10分くらい走ったちょっと高級なデパートがあるショッピングセンターで日中に銃を突きつけられ,現金引き下ろし機まで連れて行かれお金を奪われるという事件もありました。まったく人ごとではありません。

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