チャリティーのために帽子を編んでいるのですが、実用的で編むのにそれほど時間がかからず、そして暖かいと思うとどうやって編もうか悩んでしまいます。
目新しいパターンを見つけたので編みましたが、ダメ! 大きすぎることとこんなに掛け目をしたら風がスースー入ってきて寒そう。パターンの名前はNot Your Boring Hat。決して悪くないパターンなんですよ。しかし野呂栄作さんのくれよんを使って編むと出来上がりが巨大でした。これはまずい、とほどいて編み直し。
こうやって大きさを比べると(といっても小さいほうのサイズがわからないと何の意味もないですよね。小さいほうを私がかぶるとピッタリです。私、頭は小さいほうではありません。念のため。中身の大きさではなく器の大きさの話ですが) 差がわかるでしょう?
小さいほうの帽子の編み方です。アメリカのサイズ5号で80目作り目。1x1のゴム編みを約3センチ。針を6号に変えてメリヤス編み。作り目から約12センチのところから減らし目を始めました。80目ですから、10目ずつ8つのグループの分けました(逆に8目ずつ10のグループに分けると早く目数が減ります) 10目ずつですから8目編んで2目一度。これを一周したら次の一周はメリヤス編み。今度は7目編んで2目一度を一周。そしてメリヤス編み。とこのように続けると最後に10目残ります。ここから先は好みでさらに2目一度を5回してもいいし、このまま目をとじてもいいです。私はぐるっと糸を通してキュッと引っ張り終わりにしました。
糸の細さ、長さによって目数を減らしたり増やしたりできますし、細い糸であればゴム編みの部分を長く編んで折り返し2重にしたらさらに暖かくなりますよね。
ということで色々と編んでみました。
細い糸では心許ないと思ったときには2本どりでもいけます。
ちょっと編み地は固めになりますが逆に言うとしっかりします。メリヤス編みに飽きたら少しなわ編みを入れるのもいいと思いますよ。
これからクリスマス。誰かのために帽子を編むのっていいかも。別に誰と決めずに編んでいても編んでいる途中に「あ、この帽子、あの人に似合いそう」と思うことだってありますからね。その人のことを考えながら編んでいるとあなたの気持ちも暖かくなること請け合いです。