この季節には少し厚めのショールがいいですね

寒い日が続いています。太陽が外に出ているとそれでも良いのですが曇りとか、雨が降っていると寒さが身にしみますよね。

外を歩く人を見ると厚めのショール、特に今年はチェックのショールをまとっている人を多く目にします。チェックもステキですが、手編みの厚めのショールも良いのではないでしょうか?

日本の方は長方形のショールが多いですね。あまり三角形のショールを身につけているhとはあまり見かけません。これはなぜなのだろう? 三日月型のショールもなかなか良いと思うのですよ。

太い糸でざくっと編むのもそれはそれで暖かく見えます。そして、細い糸で大きめに編むと首のまわりの馴染みがいいように思います。そして、糸の素材。これがまた暖かさに差をつけてくれます。

先日、デパートでカーディガンを見ていました。1枚、ウール96%、カシミア4%というのがあって、カシミア4%がカーディガンにどれだけ違いを生ませるのか興味を持ったんです。売り子さんにお尋ねしましたが、ちゃんとした返事は返ってきませんでした。

カシミアが入っているだけでなんとなーく暖かい気はしますよね。

日本に戻ってきてどの毛糸を使うか、これは悩みどころ。アメリカに住んでいた時は欲しい時にはお気に入りの毛糸屋さんに出かけていけばそれで良かったのに、今はそうはいきません。

ついついけちってしまいそうです。

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Bluefaced Leicester という羊の糸

羊にもいろいろな種類があります。今、Bluefaced Leicester という羊の糸を紡いでいるのですが、とても光沢があり、柔らかで紡ぎやすい糸です。

ちなみに、毛糸のタグなどにはBFLと省略されていることが多いです。Leicester には Long haired Leicester, Border Leicester, Bluefaced Leicester と3種類あり、どれもファイバーが長くてショールなどを作るととても身体になじみます。今、私が紡いでいる糸を提供してくれるBluefaced Leicester はこんな顔をしています。

一般にウール、ウールと呼んでいるのは羊の毛のこと。羊と一口に言っても驚くほどの種類があり、それぞれの毛には特徴があるんです。ファイバーの長さはもちろん、硬さ、まっすぐなのかカールしているかなど比べてみるとおもしろいんですよ。羊毛はもちろん、顔、姿、角など、それぞれ特徴があり写真を見ていると飽きません。

何かを編もうと思って毛糸を手に取る時にどうしてもどういう羊の毛だろうと気になって仕方がありません。メリノウールが一般代名詞のように使われていますが、何もメリノウールだけが羊毛ではないのですから、いろいろ試してみない手はありませんよね。ちなみに私のブログのヘッドにうつっている羊はRomney 種の羊です。

100%ウールという言葉だけを信じず、どの羊の羊毛なのだろうと思って調べてみるといろいろ面白いことが見えてきます。

Bluefaced Leicester の毛糸、いいですよぉ。

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毛糸の価格

毛糸と一口に言っても素材、原産国などにより価格はまちまちです。旅行したときにはその地方の人が紡いだり、染めたりしている毛糸を買いたいといつも思いますがその願いが必ずしも叶えられません。

ソックス1足を編むのであれば、アメリカの場合、1カセ買えばほとんどのサイズ、編み切れます。だから、少し質が良い毛糸を使いたいと思っても1カセで良いのですからあまり決断に苦しむことはありません。しかし、セーター、カーディガン1着分となるとそうはいきません。あっという間に100ドルくらい行ってしまいますから。

となると、どうしてもためらいます。「どうしよう、欲しいけれど、高い。でも、この地域でがんばっている人たちの毛糸だから応援するためにも買おうかしら?」なんて棚の前を右往左往します。

そんなとき、私の友人がこんなことを言いました。

「毛糸の値段だけを見たら、確かに高いと思うかもしれないわね。でも、私は、毛糸の色、質感、感触が私のくれる喜び、それから、楽しみながら編んでいる時間の価値だってはかりしれないし、さらに、満足がいくセーターが手元に残るのだから、そうやって考えたら高いとは思えないわ」

なるほどね。私も同感。お財布と相談しなくてはならないのはもちろんのことですが、もしかして、他のムダを省いたらもっと心安らかに毛糸を変えるかもしれないな、と思いました。

編み物を続ける年月が増えていくにつれて毛糸に対する目もどんどん変わってきたような気がします。

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毛糸とパターンの相性

あるパターンがこちらでいうフィンガリングの太さの糸を使うことを勧めているとします。そうか、フィンガリングか、とゴソゴソとクローゼットを探し、気に入った色を見つけ、さて、編み出したものの、「あれ? 何か違う」と思われたこと、ありません? 思っているような張りが出なかった、もしくはその逆で、体を包んで欲しいのに、ひどく自己主張が強い毛糸だったりとか、そうなると、そのまま編み続けるかどうか悩みます。

昨日記事にした、糸なのですが、レースの太さなんですね。レースにありがちなのです亜g、柔らかすぎてふにゃふにゃしてしまうんです。編み時が柔らかいのは肌触りも良くて大好きです。しかし、カーディガンとなると、私は少し張りがあって形を保てるとまでは言わないにしても、いわゆるボディーがあるものであってほしんです。そこで、数時間を費やしたものの、すぐにほどきました。

この糸は、ショールにするのが一番! 柔らかくて、ドレープして、暖かくて。そう、カーディガンではなくてショールに変身です。

太さもさることながら、その糸に何が含まれているかというのもここでは重要です。それから「捻り」です。カシミアなどはどちらかというと直線的な伸びを感じます。柔らかいアルパカは体を包んでくれますが、柔軟性には欠けています。コットンはウールのような伸縮性はほとんど感じられませんよね。リネンは張りが出ます。その分、編むときに手が辛い時もあります。

ソックスはナイロンなどを含むと強さ、伸縮性が出ます。モヘアもだいたいナイロンが含まれますが、その割合によって触り心地が全く違うものになるんですよ。’

「捻り」は3ply、2plyというplyの部分ですね。2plyは、2本の糸を縒ってあります。そのより方が強いか弱いかで編みあがりの感触も全く変わります。

昨日選んだパターンをもしレースの太さで編むなら撚りが強い糸を選んだ方が型崩れがしないのでしょう。

色がきれいでついつい手を選んでしまう毛糸たちですが、彼らにもそれぞれ個性、主張があるので、その辺と上手く付き合いながら素敵なものを編みましょうね。

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太い糸、それほど暖かくない?

ソックスを編むのが好きな友人がいます。いえ、好きだったと書かなくてはいけません。ソックスを編みすぎて引き出しの中がソックスだらけになり今は、編むことを止めているからです。

この間、とても暖かそうなソックスをはいていた彼女に、

「あら、暖かそう。いつもと違う?」 と聞いたら

「少し太い糸で編んでみたのよ。太い糸の方が暖かいかしらと思って。でもね、細い糸と比べて思ったより暖かくないのよね。糸が太いから早く編めたのだけどね」

そんなものなのでしょうかね。モコモコした方が暖かそうには見えるから私太い糸で編んだもの好きなんですよ。それからモヘアも入っていてフワフワしていたらもう最高。今も、ちょっと太めの糸とモヘアの2本どりでセーターを編んでいますが、膝の上がとても暖かくて。出来上がるのが楽しみ。と言いながら太めの糸で編んだセーターの中に太めの体が入るとどうなるのだろうとかなり不安。サンクスギビングの前に旅行をしていたのでそのときから食べ始め、今だに食べ続けているものですからどんどん健康優良児のように成長しています。困った。クリスマスに突っ込む前に超ダイエットをしなくてはならないかも。

話がずれました。太い糸、細い糸と一言で言って暖かさは語れません。糸の素材が大切。アルパカ、カシミアなどの糸は触っているだけでほんわかと温かみが伝わってくるから細い糸でも保温性が高いのでしょうね。そうはいってもカシミアならどれでも暖かいというのでしょうかねぇ。こちらで売っているカシミア100%のセーターとかって日にかざすと向こう側が透き通って見えますからね、あれじゃ、暖かいとはどうも考えられません。それとどれだけ目を細かく編むかというのも関係します。ふわっと大きい針で編むと柔らかくて素敵ですが風通しが良すぎるのは困ります。ショールなら2重に巻いたりすれば保温性がアップするでしょうがセーターでは寒いかも。

あと、思うのですが動物たちのどこの部分の毛なのかということも影響するのではないかなぁと。

今編んでいるセーターはまるで真夏の太陽のような色。(笑) 写真を撮りましたが、輪針で編んでいるせいか丸いだけでよく見えないのでここにはのせません。その代わりというわけではありませんが、シカゴのクリスマスの様子の写真をのせますね。

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どんなに同じようなパターンでも

一見、よく見るパターンでも、少し手を加えて新しいパターンかのようにして売っているデザイナーがいないわけではありません。

毛糸の色を少し変えたり、微妙にゴム編みをかのこ編みに変えるだけでも見た目はがぜん変わりますからね。

誰かが編んでいて「あら、ステキ‼︎ 私も編もうっと」と思い編み始めても、使った毛糸の素材が異なることで思っていたような編み地にならないことはもちろんありますし、色目によっても出来上がり感は違います。自分が求めているのはどういうものなのか、ここがむずかしい。ましてや、細い糸、太い糸と変えたら「これが同じパターン?」と思わせることだってできます。

「ステキ!」と思った人の作品の何が好きなのか。色? 形? サイズ? 身につけた時の素材の感じ? そこを見極めること、大切です。

長く編んでいると好きな糸、というのが出てきます。でも、ある人が好きでも、あなたが好きとは限りませんよね。

編み物仲間に、はっきりした色を好む人がいます。彼女が作るものは目を見張るようなきれいな色。そのコントラストが強い色使いに憧れて同じような色を選んで編む人がいますが、実際に出来上がってみて「うーん」という表情をするんですよね。見た目は好き。でも、自分が編んだ作品は何か違うと思うのでしょうね。何がどう違うと言われてもまわりはわかりません。だって、私たちの「好き」「嫌い」という感覚は作った本人の感覚とはおそらく異なるでしょうから。

Ravelryで見た作品を自分が持っている毛糸で編もう! と誰でも思うと思うんです。でも、デザイナーが使った糸と、自分が持っている糸の少なくとも素材は比較してください。太さはゲージが変わりますからいうまでもありませんよね。素材の柔らかさ、張り感、質感、厚さ、まぁ、言い出したらきりがないです。

がんばってあんだものを「がっかり」と思うのは悲しいです。「編みたい!」とはやる気持ちをちょっとだけ抑えて、少し考えてみてくださいね。「自分はこの作品のどこが好きなのか」そうすれば満足感が120%くらいはアップすると思いますよ。

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毛糸を自分で選ぶことの大切さ

編み物の本を買うと使用された毛糸が明記され、またそれをパックで買えるようなこともありますよね。これを買えばまず大きな間違えもなく本に出ているような作品が仕上がるであろうと思われます。それはそれで良いのですが、実際に編み上がった感触が自分が想像していたものと違うなぁということもないわけではない。。。 着てみた感触は触らないとわかりませんから

いろいろな毛糸を編んできて自分の好みがだんだんにはっきりしてきたような気がします。ゲージさえ合えば他の毛糸を使うことにチャレンジできるようになりました。もちろん、失敗も多々ありますし、ほどいたり、投げ出したりという日々も少なくありません。

毛糸と一口に言ってもお値段もピンからキリですし、素材だっていろいろ。その中から自分の好みに合う毛糸と出会えたら嬉しい。けど、それが編みたいパターンにぴったりの糸かどうかは編んでみるまでわかりません。また、好みは変わっていくもの。数年前に買い込んだ糸を眺めながら「どうしてこんなに買っちゃったんだろう?」なんてね。

使用目的はもちろん、どういうスタイルで身に付けたいのか、そこまで考えるとこれまた楽しい。太い糸でざっくり編むのは楽しいけれど、重力で下に引っ張られるかもしれない。ふんわり編もうと思っていたのに選んだ毛糸にのっぺり感が強かったとか、いろいろとありました。

先日の青いストールは色の相性が抜群で素材感も私が大好きなものだったのでできあがったときはこの上ない喜びを感じました(ちょっと大げさ) あそこまでハリ感がある糸でなかったらクシャンとしていたかもしれません。クシャンはクシャンでステキ。でも、今回、私の頭の中に描いていたものはハリ感だったんですよ。

糸を色で選んでしまうこともよくあります。綺麗な色が目の前にあったら手を伸ばさずに入られませんもの。実際に編んでみてどうかは編んでみないとわかりません。同じ毛糸でもショールには良いけれど、カーディガンにはちょっと、と思っても不思議ではないでしょう? 

ようするに経験値、そして冒険心ということになるのでしょうか。セーター1着分となるとお値段もかさみますから躊躇もしますよね。そういうときには2玉くらい買って(1玉の長さにもよります)帽子を編んで編み感、できあがり感を試すのはいいですよ。メリヤス編みの帽子なら同時にゲージもとれますから。もしくは編みたい模様の帽子でゲージを取ることもオーケー。これは、かの Elizabeth Zimmermann も言っています。セーター、カーディガンとおそろの帽子も出来上がったらこれまた嬉しいじゃないですか。

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