防空壕の中で習った編み物

昨日、たまたま82歳の女性とご一緒する機会がありました。お話しするうちに、彼女も編み物が大好きということで意気投合。いろいろなお話しをするうちに、彼女が編み物をするきっかけについて伺ったのですが、それが、第2時世界大戦の時だっとおっしゃるのです。

サイレンが鳴り響き、防空壕に駆け込んだ時、暗い中で習ったのが編み物だったそうです。

じっと空爆が過ぎるのを待つ間、強い気持ちを押さえる意味もあったのでしょうし、まだまだ若い女の子達のほんの一瞬の楽しみだったのかもしれませんね。その姿を想像するだけでもドキドキしてしまいます。だって、死と隣り合わせなのですもの。

彼女曰く、それから子育てやらなんやらで忙しい日が続いたけれど、それも終わって時間がたっぷり余っている今は編み物に夢中。毎日毎日、編み針を動かしているそうです。

防空壕の中ではおもにミトンを編んだけれど、今ではベストです。ご主人は着てくれないけれど来てくれるというお友達に差し上げているそうですよ。

そして、今は、洋裁に興味があって誰か教えてくれる人いないかしら? とやる気満々の82歳でした。やりたいことがある姿は何歳になっても美しい。