燕三条の地場産業

工場見学が大好きな私にとって行きたくて仕方がなかった燕三条。行ってきました。幾つかの工場に予約を入れて1泊2日のかなりのハードなスケジュール。でも、楽しかったですよ。

特に良かった工場をご紹介します。くわ、鎌など、農家の方、また家庭菜園用の用具を作っている鍛冶屋さん、「相田合同工場」三条市にあります。

とっても親切、知識豊富な社長さんかな?が私たちのごくごく基礎的な質問にも嫌な顔一つせず、動作を交えながらいろいろ説明してくださいました。そのあとでもちろん工場の中を見学することもてきました。

私が今までにくわやら、鎌を見るのはその辺のホームセンターの一角。まったくどれがどう違うのやらわからずに結局価格で選んだりしていました。しかし、奥が深いんです。

まず、住んでいる地域によって土の種類が違います。そして、目的。雑草の根っこをとりたいのか、畝を作りたいのか、土を耕したいのか、違う目的によって違うくわを勧めてくれます。当たり前と言ったら当たり前なのかもしれませんが、そのような知識を持っている人、ホームセンターになんかいませんし、種類だってそこまでありません。

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これだけのトップがあるんですよ。そして、土によって柄の部分と刃の部分の角度も変わってくるんですって。もう、目が丸くなることばかりでした。

さらにね、掘る野菜によっても違う刃を選ばなくてはならないんです。ごぼう、大根、自然薯、それぞれに適した刃のサイズがあるのだそうで、お客さんから、どの土地で何の作物を収穫したいという要望とともに、今まで使っていた刃の形を描いたものが送られてくると型紙を作ってから実際の工程に入るんですって。型紙も山に積まれていました。

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工場の中では昔の鍛冶屋さんの姿を思い起こさせる姿が見られました。

社長さんがおっしゃっていました。「それぞれの道具には歴史があり、農業の昔を紐解いていくのがとても面白い」と。そうなんですよね。何気なく使っている一つ一つの道具にも昔の方が考え、改善され、受け継がれてきた技術、心が入っているんです。

相田合同工場で私はとても多くのことを学んだような気がします。(フェイスブックもなさっているのでチェックしてみてください)

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防空壕の中で習った編み物

昨日、たまたま82歳の女性とご一緒する機会がありました。お話しするうちに、彼女も編み物が大好きということで意気投合。いろいろなお話しをするうちに、彼女が編み物をするきっかけについて伺ったのですが、それが、第2時世界大戦の時だっとおっしゃるのです。

サイレンが鳴り響き、防空壕に駆け込んだ時、暗い中で習ったのが編み物だったそうです。

じっと空爆が過ぎるのを待つ間、強い気持ちを押さえる意味もあったのでしょうし、まだまだ若い女の子達のほんの一瞬の楽しみだったのかもしれませんね。その姿を想像するだけでもドキドキしてしまいます。だって、死と隣り合わせなのですもの。

彼女曰く、それから子育てやらなんやらで忙しい日が続いたけれど、それも終わって時間がたっぷり余っている今は編み物に夢中。毎日毎日、編み針を動かしているそうです。

防空壕の中ではおもにミトンを編んだけれど、今ではベストです。ご主人は着てくれないけれど来てくれるというお友達に差し上げているそうですよ。

そして、今は、洋裁に興味があって誰か教えてくれる人いないかしら? とやる気満々の82歳でした。やりたいことがある姿は何歳になっても美しい。

11月1日は「本の日」でした

今日は「⚪️⚪️の日」というのがやたらに多くて覚えきれませんが、昨日、11月1日は「本の日」であると小耳に挟み、これはいけない、と本屋さんに走りました。なぜ、いけないのか、なぜ走るのか、どうぞ、細かいところは気にかけないでくださいませ。

前から気になっていたこの本を購入しました。

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「一揆」と言えば、テレビの時代劇、歴史小説の中でよく耳にしますよね。飢饉とか、年貢の取り立てが厳しすぎたりとかで食べるものがなくなったお百姓さんが「米よこせ〜」などと、お代官様のところに押し寄せたりするものが私の頭に浮かびます。

しかし、今の世の中でもフェイスブックや、Twitterを使って不満分子が人を集めて抗議行動というのも言ってみれば一揆と同じ。現代の一揆にはおもしろ半分の人や、尻馬に乗ってその間に商店に入り込む強盗集団も入っていたりしてこれまた様相を変えています。

ということで読んでみようと思ったのですよ。

それにしても本屋さんはいつ行っても楽しいですね。あたらしい本との出会いに驚いたり嬉しくなったりとまるであたらしい友人に会ったような気になることすらあるのですからね。

もうすこし、店員の方とお話しできる書店があってもいいかなと思うこの頃です。

 

歴史の本を手にとって

なんか、「歴史」というと学校のお勉強のような気がしたします。しかし、そうではなくて自分達が今このような生活をしているのはなぜだろう? どうしてこの国の人はこうなのかな? とか、習慣が昔からあったものなのかなどを知りたくなる好奇心というのを大切にしたいと思っています。

アメリカでは大統領の言動、移民問題、銃暴力、ホームレス、賃金格差、モラルの低迷などたくさん問題を抱えています。これはおそらくアメリカだけではなく多かれ少なかれどの国でも経験していることだとは思いますが、自分が住んでいるものですからよけいに耳に入り目にもする機会が多いんです。

何が起こるにも原因があり結果がのは当然のこと。アメリカは移民の国と言われていますし、誰でも平気で「移民の国」と呼んでいるものの、じゃ、最初に来たのは誰? どうして? どうやって生活したの? という疑問がわきますよね。私も記憶はあやふや。

イギリスでの宗教革命で自分が求めるキリスト教をイギリスでは信仰できないと考えた清教徒(ピューリタン)がメイフラワー号に乗ってきたこと、そして、アメリカ原住民との戦いがあったこと、そしてイギリスから独立して、なんてくらいは覚えているものの、この国の礎となった人たちの血を今のアメリカ人が引いているとしたら、アメリカに上陸した人たちとはどういう信念を持った人たちだったのだろう? と興味が湧きませんか?

グーグルするのも結構。でも、信頼できるサイトであるかを見極めるのもむずかしいし、それならとりあえず歴史著書を書いている人の本などを探してみるのが面白いかな、とも感じてます。

「どうして?」「どういうつながり?」

さらに、メイフラワー号が到着した頃、日本ではいったい何が起きていたのかしら? と並行して考えると、これまた新しい目で日本が見られます。ヨーロッパの植民地政策の犠牲にならなくてよかったぁなんてことも感じたりします。

結城紬でブックカバーを作りました

開いたところです

開いたところです

何となく編み物をする気になれず、かといってぼーっとしているのは性に合わないし、とブルーになっていましたが、そうだ、結城紬の端切れがあった、と思い出し、ブックカバーを作っちゃいました。裏も贅沢して堅牢染めの生地を使いました。

意思がつよい生地なので扱いづらかったですが、濡らした手ぬぐいを武器にアイロンをお友達に少しずつ少しずつ形にしていくことができました。

でもねぇ、こっそり言うと、どっちが表でどっちが裏かわかりませんでした。染めですからもちろん両側に柄があります。プリントだと、片側だけなんですけれどね。

間違えちゃったかもしれないけれど、いいんだ。私が使うんですもの。

とじるとこんな感じ

とじるとこんな感じ

久しぶりのミシンかけでしたから、とても手際が悪くて自分でも驚きました。でも、投げ出したくなりそうなイライラはステキな柄がカバーしてくれました。

きれいでしょう?

きれいでしょう?

安く手に入るプリントが出回るのは仕方がないことですけれど、やはり本物を手にできる機会を少しでも良いから持ちたいものですね。ありがたみを感じられなくなるのは寂しいですから。それに古いものを受け継いでいけるのは伝統がある日本だからこそ。アメリカではちょっとそれは経験できません。

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