「用の美」

原田マハさんの「リーチ先生」を読みました。

その一部にこんな文章がありました。

『すると、濱田は、正直に言うけどな。。。と前置きしてから本音を語った。「いままで、陶芸は、書画とか油絵とか彫刻に比べると、どうしても劣るっていうか、芸術として隠したみたいな、そんな感じだっただろう?」柳宗悦は、「用の美」というけれど、「用」がある、つまり機能があって使われるものは、結局「道具」のようなもので、「芸術」ではない。そんな風潮は、どうしたってある。中略。芸術の方が工芸よりも上位だとか、芸術が工芸を支配するとか、そういうことじゃない。芸術も、工芸も、等しく価値がある。等しく美しい。等しく、人間の手による、人間のためのものだ。』

工芸と編み物を一緒くたにしてはいけないかしら? と思いつつ、同じ手作業でも編み物というと「おばあちゃんの手仕事」のようなイメージがつきものですよね。人の手によるものに変わりないのに、なんだか、古臭いような、野暮ったいという印象を与えがち。絵を描いたり彫刻などは確かにゼロから作者の感性で作り上げるもので、その作品の範囲は限りがないものですが編み物はそうはいかないかもしれません。それに、身につける、ということで「用」がどーんと先に立ってしまうのでしょう。

一度、人間が持ってしまったイメージはそう簡単に払拭できませんし、まぁ、作ったもので誰かが喜んでくれればいいかな、と思うのですが、この文章は常々私が考えていたことを見事に言ってのけてくださっていたので引用させていただきました。この本、とってもおもしろく、一気読みでした。

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何が芸術で崇高でというのも人間が決めていることですものね。

ソックス、片方ができあがったので写真を撮りました。もう片方、せっせと編みます。

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たい焼きと帽子

野菜の価格は上がっているのを尻目に、気温がそれほど高くないことを喜びながら帽子を編みました。残り毛糸で適当に作り目をして編んだので誰の頭にフィットするかもわかりません。

だいたい、「⚪️⚪️ちゃんに」と編み出したところで頭の形は千差万別で100%ハッピーということはなかなかありません。

それにね、Ravelry で見つけたパターンのできあがりは可愛いし、文句はないのですが、欧米人と日本人は頭の形、大きさが同じではないので、調整が難しいんですよ。といろいろ言い訳していますが、できあがりはこれ。

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四角く編んで両端にポンポンをつけました。ポンポンメーカーを使ったものの、どうも上手にできずに一つダメにしました。簡単そうで簡単ではないのがポンポン作り。。。

適当に作り目をしてゴム編みを6センチくらいしたら、今度はメリヤス編みのちょっと変わった目にしてずっと編んで、一番上を3本針で閉じました。それだけ。簡単でしょう?

編み上がった次の日はたまたま友人と約束してあった浅草界隈のお散歩の日。面白そうなお店をのぞきながらたどり着いたのが、たい焼き屋さん。ちょっと小ぶりのたい焼きですが、しっかりあんこが端から端まで入っていて、しかも甘すぎないところが嬉しかった! もう一つ、とおかわりを所望したくなるたい焼きでした。

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最近、あちらこちらでたい焼き屋さんを見ますよね。吉祥寺にも美味しいたい焼き屋さんあります。その割に大判焼きのお店を見かけないのは何故なのだろう? と不思議に思いました。

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ソックスが編みたい

帽子も編み終えたし、なんとなーく天気も悪いし、ダラダラしていたものの、根っからそういうのが好きではないので「何かしようかなぁ」と考えていました。

こんな時にはやはりソックス。と先日、浅草橋のKEITOで買った糸を取り出してソックスを編み始めました。糸はemikoさんのMOCOと呼ばれるもの。綺麗な染めの糸です。写真を撮ったものの、その美しさが撮れていないと言うくやしさ!

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電気のせいでしょうか、やけに青みがかった写ってしまいました。明日にでも自然の光の下で写してみます。

パターンはSunshine by Cookie A. 実際よりも少し長めに編みます。糸が余ってしまいそうなので。また、針はアメリカの0号を使っています。

ソックスはアメリカにいた時にはよく持ち歩いて編んでいました。車の中、空港、医者のオフィス。しかし、東京の電車は混雑していてとても編み物ができる状態ではありませんし、カフェもお隣と近いので恵まれた環境とは言えませんね。

編み物は気をつけないと孤独な趣味になってしまいます。編み友を見つけなくては。

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暑くなる前に帽子、終了。

暑くなったら毛糸を触るのをためらわれるかも、と思いながら編み始めた帽子が終わりました。よかった。

パターンの名前はLake Reed. Ravelryでフリーパターンです。パターン自体は簡単なのですが、表現方法というか、表記に「?」となりましたが、その辺は無視して進みました。よーく考えると、横の並びと縦の並びを同じように言葉にしているから混乱が起きたのだということに気がつきましたが、すでにほとんど編み上がった時なので大勢に影響なし。

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編み方はむずかしくない割に出来上がりはなかなか素敵。私はsport weight の糸を使い、アメリカの4号でゴム編みを、模様部分は6号で編みました。

気に入っていますが、おそらくお嫁入りします。だって、私、帽子が似合わないのですもの。

次は子供用の帽子を編みます。

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夏物のショールを編んでいます

すごく久しぶりに針を持ちました。

きっかけは友人と下北沢のパピーのお店を訪れたこと。作品、毛糸を目の前にするとやはり落ち着いてはいられないんですよね。毛糸をふた玉買って、編み図をいただいて帰りました。

糸はLangのElla 。あまり使ったことがないブランでですが、面白い糸なので出来上がりが楽しみです。

わたしは紺系の洋服が多いので他の色にすれば良いのに、選んだのはやはり濃紺。どうもこの色から離れられないようです。

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こんな色です。ショールは浅い二等辺三角形。さっき、1玉編み終わりました。2玉目に入る前にちょっと休憩。

編み物をしているとホッとします。これから暑くなるというのに編み物してどうするのかしら? と自分で呆れていますが、これはどうにもならないようです。

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もう一度トライ!両面アラン

昨日はどうも消化不良気味だったので、糸を変えてもう一度、両面アランにトライすることにしました。

私はあまり太めの糸を持っておらず、引越しの時の箱のリストをひっくり返して太めの糸がどの箱に入っているかを調べることから始まりました。#4の箱にMadelinetosh Worstedが2玉入っていることに気がつき、探してみたら、嬉しいことに#4の箱は積み上げられた箱の一番上に。

しかし、箱を開けて探すも、全然見当たりません。「おかしい!」箱の番号が違うのかしら? と思っていたら違っていたのはMadelinetosh ではなくてFarmers Daughter Fibersの糸だったのですよ。

2カセあるのでこれで編める! と喜び勇んでボールにまきました。色はこんな感じの色です。

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この糸を買ったのはそう、モンタナ州、ビリングという市にあるOff the Needles という毛糸屋さん。セントルイスからシアトルに引っ越す途中に寄ったお店です。せっかくモンタナ州にいるのだから、モンタナの糸が欲しくて買いました。

なにを編もうかも決めずに買ったのですが、今回役に立って嬉しいです。

ということでアメリカのサイズ6号で編み始めました。昨日使った糸よりもずっと編みやすく、模様も見やすいです。

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横幅はもう少しあると嬉しいですが、この模様たちをもっともっと編むのはちょっとがんばれないので、このままいきます。また、昨日も書きましたが、少し緩めに編んでいこうと思います。

それにしても箱を開けたら、またいろいろと編みたくなりました。だって、きれいな糸たちが勢ぞろいしているのですもの。

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両面アランは疲れます

昨日、記事にしたマフラーをさっそく編み始めてみました。友人にメールを送らなくてはなりませんでしたし。

約20段くらいだんだところで断念。

必要なことはわかりました。編みかたも友人に説明してメールしました。彼女からの返答がこれまた振るっていて

「日本の編み物の本はチャートがあるし見やすい気がするけれど、でも、図がわかりずらくない?英語のパターンとか編んだあなたはどう思う?」 というのです。彼女はドイツ人。ひたすら編み物は上手です。この女の言う図というのは表記の方法なのでしょうかね。

2目ずつ場所を動かすところがあるので私は取り外しできる目数リングを使いました。友人はこれをたった1本のケーブル針でトライしたというのだからすごい。私には真似ができません。

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この2本を前後させます。私が選んだ、というか使った糸がこれまた少し細かったかもしれません。とりあえずやってみようと思ったので太さはあまり考えずに編み始めてしまいました。

20段少し前でこんな感じです。

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裏も同じように模様が出ています。時間がかかって目がしょぼしょぼした割に横幅が10センチ足らず。これは細すぎ。かといって模様をもっと増やす根性はありません。もう少し太い糸で編むと幅も出ますし、それと、次回もしこれに挑戦するとしたら、緩めに編みます。そうでないと糸が引っ張られてキツキツな感じになるんです。ふんわりとした質感を出すためにはゆるめに行かないとダメですね。

あ〜、疲れたからおみかんとクッキー食べようっと。

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