カウチンの帽子

旅行に行って楽しみなのはいろいろな人との出会いです。今回、カナダのビクトリアにやって来て出会ったのがイボンヌという女性。彼女はインナーハーバーの横に座ってカウチンの帽子を編んで売っていました。カウチンの糸が見えたので大急ぎで彼女のところに行って声をかけました。

帽子は売れてしまったのか2個しか残っていませんでした。値段を聞いて、一つを手に取りかぶって見たのですが、私は髪の毛も多くて帽子は大きいサイズでなくては合わないんです。

「これ、小さすぎる」というと、彼女は

「今、編んでいるこの帽子はあと1時間で編みあがるからその頃に来て」というので、一度ホテルの部屋に戻り、マフィンを連れて戻ると1時間もしないというのにすでにその帽子は出来上がっていて彼女は次の帽子にとりかかっていました。その帽子がこれ。

IMG_5487

 

糸が太いので(カウチンですから当たり前ですが)冬にとても暖かそうです。イボンヌは頭の中にパターンががいくつも入っているから記憶だけでいくつもの種類の帽子が編めると言っていました。カナダの冬の気候には必需品かもしれませんね。

一時期日本でも、カウチンがとても流行った時期がありました。あの時のカウチンブームはどこに行ってしまったのでしょうね?

その後、数日ビクトリアに滞在しましたが彼女の姿を見ることはありませんでした。次回、来た時にまた会えたら、と思います。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ

広告

遠方から来た友人に帽子を

私は今、シアトル近辺に住んでいます。シアトルから多くのクルーズ船が出るのですが、前住んでいたセントルイスから友人が2人、アラスカクルーズにくるから、近くの毛糸屋さんで会いましょう、と連絡があったんです。

それほど親しかったわけではないけれど、とても印象に残っているのが彼女が編んでいたセーター。ご主人のために編んでいたセーター(それも初めてのセーター!)がとにかく大きくてまるでビヤ樽のような大きさだったんです。編みながら彼女が「重くて」と言っていたのを今でも覚えています。

その彼女は数ヶ月前に卵巣がんが発見されたんです。手術、化学療法を終えた彼女はすっかり髪の毛が抜け落ちていたもののとても元気な表情で現れました。「前向きにしていこうと思うの」という彼女は続けます。

「医者から悪いことを言われたり調子が悪い時には落ち込むこともあるけれど、そのままじゃいけない、って自分に言うの。せっかく生きているのだから下を向いていないで楽しいことを探して生きようとおもうの」

シアトルとセントルイスは飛行機で約4時間かかります。車で行こうとしたら4、5泊しないとまずは無理。もしかしたらもう会うことはないかもしれません。

そんな彼女に帽子を編みました。

IMG_5291

彼女の頭のサイズに合うといいのですが。。。昨日会った時に渡しました。

ついでと言ってはなんですが、水通しをする前とした後の写真も撮ってみました。2枚作れたので比較ができます。

IMG_5311

大きさが違うでしょう? 重ねてみるとこんな感じ

IMG_5312

同じ色なのでちょっと見にくいのが悔しい。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ

Seamen には暖かい帽子を

海で働く男たちのために(?)帽子を編んでいます。なぁんて、たまたま海軍で働いている友人からの頼みで帽子を編んでいるんです。どうしても水に濡れることが多い職業柄、暖かい帽子が必要。そこで、耳の部分が2重になっている帽子を編みました。

色も、汚れが目立たない色にしてほしいというのですが、家にあったのはこの色の糸。これは太さもちょうどだし、暖かいし、これを使わない手はないと、編みました。うまく2重にするのが最初、時間がかかりましたが、一度やって見たらあとは簡単、と3つ編んでしまいました。そして、別の色の糸でもう1枚。それは薄いグレーなので、もし使ってもらえなかったら他のチャリティーに回します。

IMG_4494

写真ではブルーに見えますが、もっとグリーンがかっている色です。耳の部分は2重で、あとはガーター編みです。とにかく頭を暖かく、ということだけを考えられているパターンです。

IMG_4495

 

内側の部分を違う色の糸で編みました。普通に作り目をして、例えば20段メリヤス編み。裏編みの段を1段。そして20+1段メリヤス編みをして、針にかかっている目と作った目を2目一度品があらぐるっと編むと210になっているんです。かぎ針で作り目をしてもいいかな、とも考えましたが、その必要もないようでした。

少しでも快適に海での仕事ができることを願ってもう1枚くらい作ろうかしら。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ

あらら、迷彩色の帽子?

チャリティのための毛糸の袋から取ってきたピンク系の糸、編み出して見たら、なんと、迷彩柄が出てくるではないですか! 驚きました。毛糸だけを見ていたらまさか、こういう柄が出てくるとは思いません。

IMG_4263

 

ほら、ピンクと茶色のストライプかしら? と思うような毛糸でしょう? この色の組み合わせ、わたしの好みなのでこれで帽子を編んだらきっとかわいいと思ってこの糸を選んだのですが、編み出して見たら、こんな感じ。

IMG_4264

 

最初は驚きでいっぱいでしたが、編むに連れて「これもいいかも」と思うようになりました。迷彩柄とは縁のない生活をしているために「え〜?」という気持ちは否めませんが、それでも、ピンクが綺麗なので、編んでいて楽しいです。これ、帽子ではなくてもう少し大きめのスカーフとか編んだらどういう柄になるのかしら? 興味がありますが、あと1玉しかありませんから、200メートルちょっとではスカーフを編んだとしてもとっても小さいものしかできません。他の色と組み合わせてみるのもいいかもしれませんね。

ここのところ、チャリティのためのものをあまり編んでいなかったので、少しがんばらなくては。

これから暖かくなるのに、と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、みんな、次の冬を考えて編んでいるんです。前もって編んでおかないと足りなくなってしまいますからね。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ

帽子とカウル

帽子をかぶっている人たち、増えましたね。毛糸の帽子あり、フェルト地のような帽子もありと見ていてとても楽しいんです。

女性の場合、髪の毛がつぶれて’hat hair’になるのが嫌でかぶらない方もたくさんいらっしゃると思います。

母もそうだったのですが、年を重ねるにつれてどうも頭が寒くなってきたらしく「帽子が欲しい」というので、たまたま持っていた糸で編みました。頭の大きさ、形はほんとうにさまざまで深さとかとても困ります。一番フィットするであろうと思われる2x2のゴム編みを選びました。少し長めに編んでおいたので、このように耳の部分を2重にしてカバーできます。

img_3953

とても暖かいようで、しかも近所にお買い物に行くとみなさまから「いい帽子ね」とか「似合っているわね」と声をかけられてそれもまた嬉しいらしい。。。

ついでに彼女が巻いているカウルについて一言。これはアルパカ100%の糸で編んだとても暖かい物です。カウルの形はしていますが、幅を広くしてあるので、少し広げて肩にかけると肩をすっぽり覆ってくれてとても暖かいんです。家にいるときはそうやって肩を暖め、そとにでるときはこのようにショールピンなどで首元をとめればオーケー。

img_3952

もう少し大きいショールピンがあるといいかも。ブローチなどないかしら、と探したけれど、髪留めはたくさんあってもブローチは最近する人が減っているのか見つけられませんでした。

img_3979

池袋のla droguerie で見つけたピン。つい材料を買い込んで作ってしまいました。さくらんぼが可愛いんです。そう、気に入ったものがなかったら作るしかありません。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ
にほんブログ村

 

ゲージが違うとこんなに違う

チャリティーのために帽子を編みました。誰に贈るというわけでもなかったのでゲージも計りませんでした。一つの糸は1インチで5目、もう一つは1インチで6目。この写真をみてください。

img_3905

この二つの帽子、大きさはとっても異なります。しかし、左側の帽子は作り目を76目。そして、右側のピンクの帽子は72目の作り目なんです。針の大きさも糸の太さに合わせて微妙に変えています。

これを見るだけてゲージを知るためにスワッチをすることの大切さが身にしみます。

だって、同じくらいの数で編み始めても、スワッチが1インチ(約2.5センチ)で1目違うと10インチあめば10目分増えたり減ったりするのですからね。

糸がギリギリしかないな、と思う時、そして早く編み始めたいというワクワク感がスワッチをしなくてもいいかな、という気持ちにしがちですが、そうときでも頑張ってスワッチしてくださいね。

ギリギリっぽいときには、スワッチを編み終わったときに目を伏せても糸を切らずに、最後の目に編み物用に小さい安全ピンを付けてぬるま湯につけてあげれば、水分の中に入るのは編んだ部分だけ。そして、もし糸が最後の方がどうしても必要だったらスワッチした部分をほどいて使えばいいんですよ。それでも足りなかったら。。。さて、それは困りますね。だから私は多めに買うようにしています。

さて、ピンクの帽子は赤ちゃん用、ストライプの帽子は子供用かな? 来月にまたチャリティーのために編み物会があるので、それまで少し編みためます。

 

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ
にほんブログ村

 

 

残り毛糸でもこんなステキな帽子が

今日はサンクスギビング。感謝の気持ちを表す日でもあります。自分に与えられたものすべてに「ありがとう」の気持ちを忘れないように、そしておこがましい言い方になってしまいますが、少しでもまわりの人たちにできることを考えようという気持ちを大切にしたいと思っています。「ありがとう」の気持ちを人から人へ伝えていけばもっと住みやすい世の中になるのでしょうね。

先日、バーで出会った青年のための帽子が編み上がりました。実はすでに一つ編みあがっているのですが、よーく考えてみると主人のアイスランディックセーターをうらやましがっていたので、これはやはりアイスランディックの毛糸で編んであげようと思いつき、残り毛糸をかき集め編みました。「残り毛糸」というと失礼な響きがあるかと感じたりもします。でも、毛糸というのは何かをつくあった時にきちんとボールを使い切れることはほとんど不可能に近く、どうしても残ってしまう糸たちも大切にしまってあるので、そういうことは考えないようにしています。毛糸たちだって捨てられることなく目的を果たせるのだからきっと喜んでいることでしょう。

調子に乗って4つも編んでしまいました。一つは主人のものとなります。

img_3624

太い針で編むのですが私は手が緩いので5ミリの針で編みました。、そう、ゴム編みの部分はもう一つ小さいサイズの針で。頭頂部の減らし目を隙間ができないようにときつめに編んだので手が痛くなりました。

img_3625

グレーの糸が無くなってしまったので模様の時に使ったもう一つの色で頭頂部を編んでみました。ザクザクと編めるのは嬉しいですね。雨の日の犬の散歩にもすごく活躍しそうです。

img_3628

img_3627

img_3626

編んだ帽子のパターンはですね、Winter’s Coming  フリーパターンです。なんの変哲もない帽子ですが、模様がかわいいのと、それほど複雑ではないのがミソでした。

彼の希望のように耳の部分が折り曲がっていませんが、太い毛糸なので逆に2重になるとその部分がひどく分厚くなりそうなのでやめました。

主人から彼に「バーに置いておくから取りに来てね」と連絡してもらおうと思います。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ
にほんブログ村