同じ帽子100個をチャリティに?

チャリティのために帽子を編むのなら、毛糸を無料で差し上げます、という紙が貼り出されていました。チャリティのために編むのは大賛成ですから、指定された日に毛糸屋さんに行ってきました。ちょっと知り合いの妙齢の女性がバスケットを抱えて待っていました。パターンは決められており、毛糸も指定されています。Cascade 220 という毛糸。色は自分で選べるのかと思うと既にバスケットの中に数色が入っておりさらには巻いてボールになっているものがあるではありませんか。そこでわざわざ毛糸を巻いてもらうのを待っているのも時間がもったいないし、「これどう?」と勧める彼女の姿にすでに巻かれていたこげ茶と紺色を持って帰ってきました。

2x2のゴム編みの帽子。編む人の手によって少々サイズに差がでるでしょうが、どうなのでしょうね。何も同じパターンにしなくてもいいのではないかしら? チャリティを主催している人達の意見ですから私には口を挟む権利など全くないけどどうも気になるからここで書いてしまおうって。

頭のサイズもいろいろですから、ゴム編みでなくてメリヤス編みの方がかぶった時に楽かもしれない頭の形だってあるだろうに。。。

ゲージを調べるのも大切とはいえ少し違うサイズの針でゲーチが違ったものを編み上げた方が大きさにばらつきが出るのに。。 といろいろ思うことはありました。

ただ、目的はホームレスの人達の頭を寒さから守ることですから帽子を完成させればいいんだ、と自分に言い聞かせ(駄々っ子のようになる時がありますから)二つ編み上げました。少し反抗したのは、針のサイズを変えたこと。(あはは) 一つは6号(4.25ミリ)もう一つは7号(4.5ミリ)で編んだんですよ。パターンは何段編む、というのではなく何センチ編む、というだけなので長さにはあまり差はでません。少し長めに編んでもいいかなぁとも思いましたが、パターンに沿って編まなくてはならないらしいという自分勝手な憶測で16.5センチの深さにしました。

隣同士に並べてみました。

img_3593

もっと違いがわかる色を選べばよかったですね。ほどんどサイズは変わりないと思いませんか?

img_3594

もっと見えにくい写真でごめんなさい。紺色の上にこげ茶を載せてみるとすごく微妙ですが紺色が幅が広いのわかります? この程度の違いなのですよね。特にゴム編みだから余計に差が出ないのかもしれません。残っている糸の重さを測ったらこげ茶が44g、紺が49グラムでした。最初の重さを計り忘れたのでどれだけ使ったかはごめんなさい、計算できませんでした。

100玉を企業か個人が寄付してその糸を毛糸屋さんに来る客たちが編んでそれを戻して100個の帽子をバスケットに入れてホームレスの人に配って歩く、と言っていました。同じ帽子をかぶったホームレスの人たちを街で見かけるのかしら? 私のだってわかるように何か目印になるものつけておこうかしら? なんて冗談です。

これから寒い冬に向かいます。理由はどうであれホームレスの人たちが少しでも暖かく時間を過ごせたらと思います。それにしても彼女が帽子を100個入ったバスケットを持ってダウンタウンを歩きながら帽子を配る姿は想像できないんですよ。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ
にほんブログ村

広告

チャリティの季節

まだまだ夏も終わっていませんが、チャリティの季節が始まりました。

アメリカ国内、人種問題に始まる警察官に対する事件が多く起こっています。単に交通の取り締まりに当たっている警官が銃で撃たれたり、殴られたりと警察官の被害が後を絶ちません。原因は根深いもののようなのでここでは避けます。

亡くなった警察官の残された家族たちの置かれた状況は悲惨です。また、一命はとりとめたものの後遺症に悩まされる人、体に麻痺が残る人もおり、その人たちの医療費を考えただけで眩暈がします。日本とは異なり、健康保険は個人で購入するもので、高額なのです。

そういう家族のためにと立ち上がるのが地域の人たち。今回も、警察官の家族のためにお金を皆で集めようとレストランに募金箱を置くだけではなく、売上の何%かを家族にプレゼントする場所もあります。

今回、普段私たちが編み物会をしているレストランでも、サイレントオークションが行われることになりました。みじかなものでもいいから寄付できるものがあったらという呼びかけがあったので、それなら、と先日野呂栄作さんのシルクガーデンライトで編んだショール(写真を撮っただけで使っていなかったんです。幸いなことに)を持っていくことにしました。

でも、まだ少し時間もあるしと帽子を編み始めました。16インチの輪針は針の部分が短くて私の手のひらには小さすぎるのですが、がんばるしかない。もしそれが早く編み終わったらフィンガレスミットも編もうとパターンも見つけました。

サイレントオークションですから自分でこれくらいの価格にしてほしいと値段をつけなくてはなりません。それは友人に相談しようと思います。彼女もとっても面白いパターンの帽子を編んでいるので、もう少し時間があるときにその帽子にも挑戦してみようと思います。

そうこうしているうちに冬が近づくのでこれまた、ホームレスの人たちのために帽子を編みたいですね。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ
にほんブログ村

手袋3つ、揃い踏みです。

フィンガレスミトンを作りました。シンプルなパターンを選んだら、木の幹のような形で親指が出るところに穴があいているだけ。

親指をつけても木の幹みたい

親指をつけても木の幹みたい

親指が出ているのと出ていないのとどれくらい寒さが違うのかしら、と自分で試してみたかったのですが、ここ数日、暖かい日が続き手袋をする必要がありませんでした。困った。

寒がりの私。やっぱり親指を付けようっと。最初から親指をつけようと思って編むパターンでは、5目くらい(糸の太さにもよります)を他の毛糸とか、安全ピンに通して休めておきます。そして、次の段で休めた目数と同じだけ作り目をして編み続け、指4本の部分が編めたら、休めておいた目と作り目、そしてあと1、2目足して親指を輪で編みます。

IMG_1201

この手袋のパターンはフリーパターン。Tin Can Knitsの Maize. ここのパターンはとても説明がていねいでオススメです。帽子もありますから、ぜひ編んでみてください。

しかし、木の幹状に編んでしまったら、目を休めずに伏せてしまっているので、しかたがない、ここから同じ数だけ拾い上げるしかありません。ま、4、5目だけですからそれほど騒ぐほどのことではないですが。

IMG_1203

これは、さっき編んだMaizeをちょっと改良したもの。少し細い糸なので作り目を多くしました。また、手の甲に縄編みを少し入れてみました。

IMG_1204

縄編みが横に来てしまい、?とも思いましたが、真ん中にあるより逆にいいかも、と自己満足です。

手袋類はそれほど時間がかからず編めるのでお手軽です。そう、両手を作らなくてはならないので、一応、ゴム編みを何段とか、親指の広い目は何目とかのメモは忘れない方がいいかな。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

Churchmouseでもらった寄付のための糸、パターン

寄付のための帽子は自分の糸で、好きなパターンを選んで編んでいました。しかし、今回旅行先で見つけたのはなかなか面白い企画。場所はシアトルからフェリーで30分乗ったところにあるChurchmouse。とてもおしゃれな毛糸屋さんです。

IMG_2750

もっと早くこのサイン ” Knit, Purl, Give “に気がつけばよかったのに、なんと気がついたのは家に戻る前日。あらら、これじゃ編めない〜

IMG_2746

と思いながら気を取り直してもう一度Churchmouseへ。どういう企画なのかをよーく聞いてみると、

「編んでくれる人100人に毛糸1かせとパターンを無料で提供。それを編んで協賛している不動産屋さんに持って行ってもらえれば、寒い冬を家がなくて外で過ごす人たちのためにプレゼントするのよ」ということなので

IMG_1183

「期限はいつまでなのかしら? 郵送で送ってもいいの?」と質問すると最初は、

「この島の中にとどめておいきたいと思うのだけれど、ちょっと聞いてくるから」と奥に入って数秒して出てくると、

「郵送でもいいみたいよ。年末が期限なの。」

ということなので、糸、パターンをいただいて戻ってきました。Rowan のウール100%の糸です。一玉はきちんと私が購入し、2玉持って帰ってきたんです。いただくときに名前とメールアドレスを書きました。これで、本当に帽子を寄付したかどうかチェックするのですって。毛糸を一玉手に入れてそのままの人はそれほどいないと思いたいですね。糸は何色あるかの中から好きな色を選べます。それにしても我が家の周りでは寄付する帽子はアクリルという暗黙の了解があるのに、場所が変わるとこうも変わるのでしょうかね。おもしろいですね。

IMG_1174-1

11月7日にこれを始めるパーティーがあったようですが、私が名前を書いた藍は75番目。100人という数はそう簡単には集まらないのでしょうかね。あと1日あれば編んで、置いてこれたのですが。。。

パターンも決まっているのでちょっと緊張します。作り目やら指示が出てますからね。とても簡単なパターンですからすぐに編めると思うのですが、なんか、集めた後で目が揃っているかとか、ちゃんとブロックしてあるかとか、糸の始末とか細かく見られるような気がして気が抜けません。でも、さっさと編んで送ろうと思います。12月31日までと言われたけれど、気になりますからね。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

この糸は編みにくい

お孫さんからのプレゼントの糸を友人から受け取りました。この糸、97歳の方が編むには扱いづらいですよ。

IMG_6159

ポワポワしているのはまぁ、かわいいといえばかわいいけれど、すべるようですべらず手に力が入ります。8ミリ針で編むといいわよ、と言われ探したものの見つからず、6.5ミリで編んでいます。ちなみに8ミリは11号。6.5ミリは10.5号。1号しか違わないのに1ミリ以上違うんですよね。どうしてなのだろう?

IMG_6158

ポリエステル100%だそうです。ベビーブランケットとして寄付するそうなのですが、この素材のものの上に赤ちゃんをのせるのは私はちょっと抵抗があります。ポワポワしているだけではなく、毛先がボソボソしているから鼻の中に入りそう。汚れを心配せずに使えるし、早く乾くことは利点だと思いますけれどね。

編み目なんて全くと言って良いほど見えません。両端は6目ずつのガーター。最初の6段もガーター。それからメリヤス編み。最後の6段もガーターで終わります。。編み目が見えずにどちらがおもてか裏かわからなくなるので、表編みをする側の6目の次に目数リングを2個つけました。逆側は目数リング1個。

2玉で編めるだけ編んでそれで終わり。終わったら友人に渡し、彼女が97歳のお友達に出来上がったものを見せて、それから必要としている人たちへの寄付を集めている団体に持って行くと言っていました。何を隠そう、97歳の女性のお世話をしているのは85歳の女性ですから。ずっと長いお友達のようです。いいですね。そういうお友達との付き合いって。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

97歳のknitter のジレンマ

97歳になる友人の友人はいまだに現役のニッターです。複雑なパターンは避けていますが、施設などに送るブランケットを自分のペースでいくつも編みあげていきます。加齢により目も悪くなってしまい、指も痛い日があるので彼女が使う毛糸は並太くらいの太さであまり撚りが弱くないものを選んでいます。ブランケットですから編むに連れて重さも増してきますよね。

97歳なので自分で車は運転しません。だから、糸が足りなくなると友人に連絡が入り、彼女が調達に走り毛糸を届けるそうです。

97歳の彼女が今抱えているジレンマは、孫からもらった毛糸をどうしようかということ。

編み物をこよなく愛する祖母のために孫はクリスマスプレゼントに毛糸を送りました。ただ、孫は全く編み物をしないのでどういう糸を祖母が使っているか、どういう糸が編みやすいかなどの知識がまったくなく、極太よりも太い糸、それからふわふわして撚りが甘い糸をプレゼントしたんですね。太いほうが見やすいだろうという孫の気持ちももちろんわかりますが、太すぎると針も自ずから太くなり指が痛いときにはとても使えません。また、ふわふわした糸だと目が悪いために撚りの間に針を入れてしまう可能性も高くなります。

かといってせっかくのプレゼントだから無駄にしたくないし、出来上がった作品を孫に見せたいという彼女の気持ち。とってもよくわかるんです。

だから、「糸、今度持ってきて。私、編むの手伝う。他の人たちだってきっと喜んで協力すると思うし。そうすれば、出来上がった作品の写真を撮って孫にも見せられるじゃない」と言いました。友人もそれは考えていたようで、

「わかった、来週持ってくるからお願いね。」

97歳になっても「編みたい」という意欲を持ち続けられるというのは素晴らしいです。しかも、他の誰かのためになっているんですもの。見習わなくてはなりません。

応援してくださいね。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

警察官が配る手編みの手袋、帽子

昨日の嵐で木々の葉っぱが落ちてそれと同時に気温もどんどん下がっています。今晩は手袋、コートがなかったら風邪を引いてしまいそうです。

「豊かな国」と思われがちなアメリカですが貧富の差が非常に激しい国でもあります。これからの季節、たとえ気温が氷点下になってもコート、ジャケット、手袋、ソックスもなしに学校に通う子供たちも少なくありませんし、同じような理由で学校を休む子供たちの数もこれから増えていくでしょう。

貧しい子供たちが多く住む場所ではどうしても犯罪も多いので警官が頻繁にパトロールをします。怖い顔で子供たちに

「どうして学校に行かないんだ?」
「何で、こんな時間に町中をウラウラしているんだ?」と質問したら子供たちは文字通り凍り付いてしまうでしょう。

そこで、手編みの手袋、帽子を集めてそれをパトロールカーに積んで市街地を見回る警察官もいるんです。

「何をしているんだ」というかわりに 
「ほら、手袋、忘れたんじゃないか?」
「頭が冷えちゃうぞ。帽子をかぶれ」

と、手袋や帽子を子供たちに手渡すのだそうです。とても粋なはからいですよね。

こういう目的のために編むときにはどうしてもアクリル系の毛糸を使います。スーパーウォッシュと言われる洗濯機でまわしても大丈夫な毛糸を使うこともありますけれど、子供たちが雪の中で遊んだり、落としたり、踏まれたりとそんなことにも耐えられるためにはやはりアクリルの毛糸の方がいいんです。ウールの方が暖かいには決まっているのでしょうが、仕方がありません。

テレビではコートを持っていない人たちのためにコートを集めようという企画を流しています。11月14日までに新しい、もしくはほとんど来ていないコート、ジャケットを持って指定の場所に寄付しにいくんです。そうしないと寒くて冬を越せない人たちがとにかくたくさんいるんですよ。

あら、イギリスでは警察犬が年金をもらえるようになるそうです。年間約8万円ですって。なかなかやるじゃない。イギリスも。
(すみません、これは全然関係あり前せんでしたね。)

私のBaktus, 完成しました。アルパカ100%なので水につけないで霧吹きでシュッシュしようとも思ったのですが、別に何もしなくても良さそう。すっごく暖かいです。これから端の始末をします。あ〜、面倒くさい。

ポチッと、お願いします
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ