カウチンの帽子

旅行に行って楽しみなのはいろいろな人との出会いです。今回、カナダのビクトリアにやって来て出会ったのがイボンヌという女性。彼女はインナーハーバーの横に座ってカウチンの帽子を編んで売っていました。カウチンの糸が見えたので大急ぎで彼女のところに行って声をかけました。

帽子は売れてしまったのか2個しか残っていませんでした。値段を聞いて、一つを手に取りかぶって見たのですが、私は髪の毛も多くて帽子は大きいサイズでなくては合わないんです。

「これ、小さすぎる」というと、彼女は

「今、編んでいるこの帽子はあと1時間で編みあがるからその頃に来て」というので、一度ホテルの部屋に戻り、マフィンを連れて戻ると1時間もしないというのにすでにその帽子は出来上がっていて彼女は次の帽子にとりかかっていました。その帽子がこれ。

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糸が太いので(カウチンですから当たり前ですが)冬にとても暖かそうです。イボンヌは頭の中にパターンががいくつも入っているから記憶だけでいくつもの種類の帽子が編めると言っていました。カナダの冬の気候には必需品かもしれませんね。

一時期日本でも、カウチンがとても流行った時期がありました。あの時のカウチンブームはどこに行ってしまったのでしょうね?

その後、数日ビクトリアに滞在しましたが彼女の姿を見ることはありませんでした。次回、来た時にまた会えたら、と思います。

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旅先で出会った人とのスワッチの話

旅先で出会った初対面の女性。彼女は他に仕事を持ちながら羊を買い、毛糸を小売店を通じて販売しています。その糸を私が手に入れたことから連絡が始まり今回彼女の家をたずねました。しかし、彼女は編み物をしません。だから、毛糸を使う側が要求しているものなどについての知識をほとんど持ち合わせません。とても素敵な毛糸なのにもったいない。

そこでついついおせっかい欲がむくむく出てしまいいろいろと話すことになりました。

やはり、毛糸を編む私たちにとって出来上がり感がどんなものになるかを知らないのは困ります。そこで

「スワッチ、知ってる?」 と聞くと
「四角を編むことでしょう?」
「四角を編むには編むけれど、目的があって四角を作るのよ。編んだものをぬるま湯につけてゆっくり水分を羊毛に吸収させるの。そうすると羊毛の表情が変わってくるから」

口で言ってもそうそうわかるものではない。見せるしかない。編みました。ホテルに戻ってスワッチを。

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なぜ、四角を三つ編んだのかと言いますと、最初の2枚は7号の針で、3枚目は6号と、針のサイズを変えた時の違いも見せたかったから。そして、7号針で編んだ1枚と6号針で編んだものをぬるま湯につけたんです。そうすると、今度は編みっぱなしの四角ととのぬるま湯のお風呂に入った四角の違いが目と手で感じられるから。

一番左のものはまぁるくなっていますよね。これは水につけていないから糸がリラックスしていないんです。

素敵なランプの下に並べてみました。

素敵なランプの下に並べてみました。

スワッチしたものをタオルの上に並べて干していたものですからその分、新しいタオルをホテル側が用意してくれませんでした。けち!

乾いたものをさわってみるとそこまで何もしなかったものとの手触りに差がありません。ちょっとザラザラしていて場合によってはチクチクするかもしれない糸です。そうそう、羊の種類はロムニーです。

もう一つ別の種類のスワッチも作ってみました。

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これは水を通した後と前では全く感触が異なります。おもしろい! 最初の白い糸はモヘアと絡めて編みたくさせる糸。そしてチャコールグレーの糸はそのまま一本で編みたくなる糸でした。

どうしてここまで初対面の人のためにするのか、自分でも不思議なのですが、羊たちの糸がそれだけ好きなのだと思います。編むことも好きだけれど、糸への愛着が強いのかもしれません。

旅先であったワンコの写真も見てくださいね。

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ブルーワリーにいたワンコです。人なつこくってバースツールに座っている私の膝に頭を乗せてくるんです。もうかわいくて!

旅ではいろいろな人との出会いがありますね…

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今、誰かのために何か編んでいますか?

クリスマスも間近。大切な人のために何かを編もうかしら? と思っている方、すでに始めている方、色々でしょうね。

旅行中ということもありなんだか落ち着かなく今、編み針をほとんど持っていません。でも、こういう方たちのために早く編み始めなうちゃ、という計画は頭の中にふつふつと湧いてきています。

今回の旅行は名所旧跡などを訪れるというよりも、いろいろな人との出会い、時間を楽しむことができました。初めて会った方なのに、とっても親切にしてくださったり、前からの友人ととてもゆっくり話ができたりと別の意味での旅行ができたように思います。

そう、初めて会った私にいろいろと織物のことを教えてくださった方々(これについては後日、ゆっくり詳しく書きますね)にソックスを編みたいし、また、久しぶりに会った友人たちにはスカーフを編みたいのです。それだけではなくて、ノルディックのような模様を自分で書いてみようとも思っています。

たくさんの方の親切にふれた旅になりました。人は本当に一人で生きているのではない、ということを実感させられる瞬間がたくさんありました。「縁」の不思議さを感じたり、「出会い」の面白さに感激したりもしました。旅の途中にお会いした方と再会する可能性は低いかもしれませんが、でも「ご縁」があったから出会っているのだろうと思います。できるだけ繋がっていたいと思うので、家に戻ったらしっかりと編み針を持ちます。

まず第1にはソックスです。アルパカの温かい毛糸でソックスを編まなくちゃ。靴のサイズをお聞きするのを忘れましたが、まぁ、これくらいだろうと当たりをつけます。

皆さんはいかがですか? 何かのきっかけでお会いした方に何かを編んでみませんか?

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編み物会、実行!

今日,ほんの少人数(私を含めて3人)でしたが、編み物会を無事に実行することができました。来てくださった方,本当にありがとうございました。

初対面とは思えないくらい打ち解けて,毛糸の話、パターン、Ravelry、毛糸屋さん、他の趣味の話など,とっても盛り上がり,手も口も休む暇もない2時間でしたよ。

honeycowl のパターンを編んでいらっしゃいます。アルパカの柔らかいベージュのとてもステキな毛糸です

Till Thomas のビーズが糸に入っている毛糸です。このくすんだピンクがとってもステキでした。私の大好きなピンク。パターンは確か、Little Ruffle…違ったかなぁ

大きいテーブルを囲んでゆったりとしたいすが並べられていました。なかなか座り心地もよく、私たちだけが使える部屋ですから携帯で大声で話している人もいないし,待っている人もいないので、誰にも気兼ねすることなく編めたんです。それが一番良かったかも。

これは私。アルパカのよっている糸でカウルを編んでいます

お教室ではないので,それぞれが今,編んでいるものを持ち込み,好き勝手に(言葉があまりよくないですね)、自分のペースで(こっちの方がずっと良い響き)編めるのが私はこういう編み物会の良さだと思っています。

お二人の編んでいる姿です。

別のものを編んでいるので,それをおたがいに見せ合いっこしながら,「あ,今度それ編みたい」とか「こういう毛糸で編んだらどうかしら?」などと夢が膨らむんです。「こんな毛糸も欲しい」というのはちょっと危険な会話ですが。。。

もう一度,このような機会を作ってみようかしら,とも考えています。もし,するとしたら再来週.そうすればまだまだ時間がありますから予定が立てやすいですものね。今晩ゆっくり考えます。

あ〜,楽しかった。来ていただいたお二人、ありがとうございました。まったく知らなかったもの同士が何かの縁で知り合っていける.とってもすばらしい出会いだったと思います。

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シカゴのカフェでボーイフレンドにマフラーを編む女の子

おいしいコーヒーを出すカフェでゆっくり編み物でもしようかしら、と入ったところ、若いお嬢さんがカウンターに座ってマフラーを編んでいました.

つい、「ステキな毛糸ね.それ、スカーフ?」と声をかけたところ、ニコニコしてみせてくれました.

「ボーイフレンドに編んでいるの」
「そろそろバレンタインデーですものね」
「18日が誕生日だから、両方のプレゼントかな」

段染めの毛糸なので色の出方がとてもステキ

「でもね、時間と気持ちが入りすぎているから、彼の反応がちょっと心配.重すぎるかもしれないよね.私のにしてしまおうかしら?」
24才の彼女らしいコメントですね.

両端がクルッとまき上がらないようにと考えたパターンだそうです.

編み物はおばあちゃんから教えてもらった、と言っていました.ひとしきり彼女の仕事、学校の話をしてから、

「明日も私は、ここに来るのよ.」と言ってくれましたが、私は次の日にはその地をあとにしなくてはならなかったので、
「また春になったら来るけれど、その時にもいるかしら?」と聞くと、
「多分いるわ.そうだ、名前を聞いていなかった、フェイスブックの友だちのようではなくて実際の人間同士でさよならしましょうよ」と彼女.

嬉しくなっってしまった私なのでした.旅先でも、編み物を通していろいろな出会いがあります.

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