防空壕の中で習った編み物

昨日、たまたま82歳の女性とご一緒する機会がありました。お話しするうちに、彼女も編み物が大好きということで意気投合。いろいろなお話しをするうちに、彼女が編み物をするきっかけについて伺ったのですが、それが、第2時世界大戦の時だっとおっしゃるのです。

サイレンが鳴り響き、防空壕に駆け込んだ時、暗い中で習ったのが編み物だったそうです。

じっと空爆が過ぎるのを待つ間、強い気持ちを押さえる意味もあったのでしょうし、まだまだ若い女の子達のほんの一瞬の楽しみだったのかもしれませんね。その姿を想像するだけでもドキドキしてしまいます。だって、死と隣り合わせなのですもの。

彼女曰く、それから子育てやらなんやらで忙しい日が続いたけれど、それも終わって時間がたっぷり余っている今は編み物に夢中。毎日毎日、編み針を動かしているそうです。

防空壕の中ではおもにミトンを編んだけれど、今ではベストです。ご主人は着てくれないけれど来てくれるというお友達に差し上げているそうですよ。

そして、今は、洋裁に興味があって誰か教えてくれる人いないかしら? とやる気満々の82歳でした。やりたいことがある姿は何歳になっても美しい。

帽子のようですが

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この写真で見ると帽子のように見えますが、実は子供用のベストというかちょっと、寒い時にはおれるものです。

パターンの名前はEntrechat のDK版です。以外と簡単でなかなかかわいい。

使っている毛糸は柳家さんのメリパカです。色はシャドウブルー。私の好きなブルーです。

固めに撚られていて糸の太さが均一なものに慣れている私には「え?」という感覚が最初はありました。

太いところ、細いところがあり、よりが甘いので編み始めは手が慣れておらず凸凹してしまいましたが、だんだん編み続けるうちに気にならなくなりました。

カウルなどは糸が均一の太さでなくてもそれはそれで面白くなりますが、子供用の小さいものではどうかな? という私の不安も、編んだものを見てなくなりました。

そして、感触は柔らかく、ちょっとフェルトされたようにも感じます。とてもお手頃な毛糸だと思います。

そうそう、表から見るとこんな感じです。

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あ、私、パターン通りには編んでいません。増やし目をする場所がありますが、そこまでタック感が欲しくなかったので、増やし目は少なくしました。

今日中には編みあがると思います。ボタン、買いに行かなくては。

細い糸でカーディガンをあんでます。

冬の間は太めの糸ばかりでしたが、春の日差しを見ると細い糸が気になりだします。しかし、作り目の数からして太い目に比べたらずっと多いのですから、二の足を踏みがちな私。

しかし、細い糸のカーディガンは便利この上ありませんから、細々と始めることに。

選んだバターンは私の好きなJoji Locatelli の Ecuador。図を見るとそれほど難しそうではないけれど、説明文を読んでみるとちょっと言葉足らずかしら? と思うところがあり、自分の想像に任せながら編み進むしかなさそうです。おそらく、こうであろう、という推測はありますが、もしかしたら思い込みかもしれませんしね。そうなると細い糸ですから損害はなかなか大きい。

ぎちぎちに編むのではないので、ゲージは10センチで22目。

作り方がとてもおもしろいんです。無料パターンではないのであまりここで紹介するわけにはいきません。パターンではベスト、もしくは半袖のどちらかを選べるようです。半袖が選べるということは五分袖にもできるということかな、とこれまた勝手に想像しています。

カーディガンといってもすそにフレアーがあるので時間がかかりそうです。かといって他のものを始めるとかかる時間は倍以上になるだろうし、でも、編み物会に持って行って編みたい代物かというとうーん、まだそこまで調子が出ていません。

あ、明日、編み物会だ。どれを持って行こうかしら? やっぱり、何かソックスでも編み始めないとダメかも。

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ボタン屋さん、見ーつけた!

探していたボタン、買えました。素敵なボタン屋さんを見つけたから。まずは、そのお店からご紹介です。

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棚にはたくさんボタンが並んでいて目が次から次へと移ってしまいます。買うボタンは3種類。白いカーディガン、そして野呂栄作さんの糸で編んだベスト、それから今編んでるオレンジというか赤のプルオーバーのボタン。決められません。

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目はほとんど関係ないボタンにひかれていきます。これじゃダメだ、とお店の人にそれぞれの写真を見せて選ぶのを手伝ってもらいました。

野呂栄作さんのベストはこれ。まだ、付いていないんですがとりあえず写真のためにのせてみました。

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ボタンと一口に言ってもお値段は本当にピンからキリ。9個欲しかったのであまりお高いのは困る旨を伝えたら、これはプラスチックでお手軽価格だけれど、きれいなのよ、とすすめていただいたものです。

そして、プルオーバーはこれ。

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これは、自分で選びました。必要なサイズのボタンを全部出してもらって一つ一つ見比べると微妙に色が違うんですよ。似たような色を9個、これかなぁと決めました。そうそう、このパターンはLemongrass by Joji です。ずっと編みたかったもの。始められて嬉しいんです。

白いカーディガンのボタンはつけてからお披露目します。なんといってもまだカーディガンがしっかり乾いていないもので。

このお店はボタンだけではなくリボンも売っていて、オーナーの女性がリボンでブローチなども作っています。

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きれいでしょう? と言っても日本にはこういうお店はたくさんあるかもしれませんね。アメリカだとなかなか。。。 

シカゴにあるSoutacheというお店です。またお気に入りのお店が一つ増えました。気に入ったリボンを見つけてショールピンを作ってもらうのもいいかしらと思ってます。

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ボタン選びに悩む夜

完成したカーディガンとベスト。どちらもボタンが必要なのに、ボタンがたくさん入った缶の中には気に入ったボタンがひとつもありません。

ベストはこれ。

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野呂栄作さんの「胡蝶蘭」3カセでギリギリ編めました。パターンはその昔に日本の本からコピーをとってファイルに入っていたのでどのパターンか不明なんです。週末にでも本をあさって調べます。少しだけ丈を長くしました。糸が段染めでいろいろな色が入っているであまり複雑なパターンはどうかなと思っても、なんだかなわ編みが編みたくてこれにしたんです。クリスマスプレゼントやらチャリティーのものやらいろいろ編まなくてはいけなくて忙しいのに、こういうときになぜか、複雑なものに手を出したくなります。

もう一つのカーディガンはこれです。

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極太の糸とモヘアで編んでいるのでブロックした後なかなか乾きません。いったい何日かかるのだろう? 完璧に乾いたら端糸の始末をしてボタンをつけるにも、つけたいボタンがないのは困る! これは、ボタン探しの旅に出なくてはダメだわ。色と材質。どちらも気にいるボタンというのはそうありません。日本にいたら、la droguerie に飛んで行ってボタンをみつけるのに。オンラインだと感触とか重みがわからないのであまり買いません。

ボタン一つで見た感じが120%変わりますから、お気に入りのカーディガンのためには遠くまで出かけて行きますよ。ボタンホールの数を数えておかなくては。それから大きさも。余分に一つか二つ多く買ってこようと思ってもお値段によってついケチってしまったりしてね。いけません。

さて、これから衝動編みはやめて、クリスマスのプレゼントに戻ります。

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1971年のパターンは35セント

「昔、こんなのが流行ったのよねぇ。私、オフィスに着ていったのを覚えているわ。」と古めかしいパターンを持ってきた彼女。
写真を撮り損なったので、ちょっとさがしてみましたが、こんな感じ。

かぎ針編みのベストのパターン

値段を見ると、何と35セント。発売された年はというと1971年。ワォッ、という感じ。そうか、その年に彼女はもう働いていたのね。エーと、私は、と自分のそのときの年齢を数えてしまいました。

流行はまわるといいます。自分の親の時代に流行ったものがリバイバルになりまたファッショナブルなものとしてとらえられること少なくありません。しかし、あのベストはどうかなぁ。Stephen Westが目につけて似たようなパターンを作ったらきっと皆が作りたくなるかも。

彼女がいうにはそのときの毛糸と言ったら原色しかなかったとか。アクリル100%の緑、黄色、赤(まるで信号)、黒、青、白、とにかく原色の絵の具の色のようだったそうです。日本だってきっとそうだったのでしょうねぇ。

そうかと思えば、別の女性は1074年に編んだと言う真っ赤な丈の長いコートを着てきました。もう40年も前に編んだというのに型くずれもなくとってもステキ.写真を撮れば良かったとあとで思うのはいつものこと。

「25ドルで毛糸を買って編んだの」と言っていましたが、あの形のコートを作ろうとしたら、きっと今では200ドルかかるのではないかなぁ。大切に着て、しまっているそうです。

ものが増え、いろいろなものがすぐに手に入るような今では考えられないでしょうが、質の良いものを長く着れるのって嬉しいですよね。それにしてもいろいろなものが流行るものですねぇ。

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こんなカーディガンもあるんです。

さすがにセーターを編むと疲れます。編む分量が多いのはもちろん、サイズが関わってきますからね。

編み終わったセーターはぬるま湯のお風呂に入り、今、セータードライヤーの上でゆっくりお休みをしています。何と言う待遇!

そこで、今回はその前に編んだちょっとおもしろい編み方のカーディガンの紹介です。編み物グループの人2人が編んでいろいろアドバイスしてくれました。

セーターをハンガーにかけるのは大嫌いなのですが...

セーターをハンガーにかけるのは大嫌いなのですが…

使った毛糸は野呂栄作さんの「胡蝶蘭」ローマ字で書くとKochoran 私にはどうしてもKorochan = ころちゃん に見えていたんです。どうしてかわかりませんが。とても小さく作ったので私に身体には合いません、ということで仕方なくハンガーにかけました。

毛足がほわほわしているので色がとても微妙にブレンドしています

毛足がほわほわしているので色がとても微妙にブレンドしています

このカーディガンの元になったパターンの名前は”My Antonia Vest” ベストのパターンだったのですが、冬は長袖の方が絶対好きな私は袖を編みつけてカーディガンにしてみました。友人の一人は襟をVネックにしたベスト、ボタンも何も付けずに羽織る感じ。もう一人はクルーネックで一番上だけにボタンをつけていました。それぞれの好みで形を変えられるのも嬉しいですね。

縄編みが見えます?

縄編みが見えます?

これは裾の部分を横に編みます。自分のウェストなりにまわしてみてサイズがちょうど良いところでやめます。そして、それを横にしてそこから目をひろって今度は縦に編むんです。袖下で前見頃、後ろ見頃に分けて自分のサイズの丈まで編み続けます。肩をはいで、私は輪にしてそこから袖を編み出しました。はがなくていいので時間が稼げます。襟ぐり、そしてボタンを付ける部分を編みたして出来上り。

横に編んだところは表編みと縄編みを組み合わさっています。そして、上の部分はかのこ編みの変形にしました。ちょっとステキなカーディガンになったのでニコニコです。

胡蝶蘭はもう製造中止なんですね。数年前に買ってあった毛糸で、どのパターンを編もうかとても悩んだ毛糸なので気に入ったものが出来上りきっと毛糸も喜んでくれていると思います。3かせ残っているのでカーディガンとマッチするスカーフを編んでもいい頭と考慮中。でも、それ以外にすませなくてはいけないことがたくさんたまってしまったのでそっちをがんばります。

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毛糸、毛糸、私たちって病気かしら?

今日は月曜日。ランチをしながら編み物の会の日です。

夏休みなので、旅行から帰ってきた人があちらこちらで仕込んできた戦利品の毛糸、パターンを皆に見せたり、飛行機の中で編み上げた作品をまわしたり大騒ぎでした。

でき上がったショール、ベスト、カーディガンを首のまわりに巻いたり、着てみたり、さわってみたりした板野でほとんど編み物は進みませんでした。

フィラデルフィアに住むお嬢さんのところに遊びにいってきた友人が買い込んできたのはThe Fibra Companyの Meadow。しっかり4色買い込んできて、編むショールのパターンも決めていました。この毛糸はメリノウール、ラマの毛、シルク、そしてリネンととてもおもしろいコンビネーションです。見た感じちょっとツィードっぽい色をしています。持って来なかったけれどこの他にもMadelinetosh もたくさん買ってきたそうです。オンラインで買ったらもっと安いことはわかっているけれど、やっぱりローカルな毛糸屋さんを応援しなくては、という気持ち、そして、おしゃべりしながら買う楽しみは何事にも変えられませんからね。

また、友人がさらに編んできたEco Vest 3色のベストがあったので皆で着回してワイワイ。

結局私を含めて4人で一緒にこのベストを編むことにして毛糸をまとめてオーダーすることにしました。まとめ買いはディスカウントもありますし、何色を買おうかと相談したり楽しいんですよ。使う毛糸はCascade Eco Wool。中には、前述したMeadowがとっても気に入って一緒に買おうとしている人もいます。

さらにですよ、オンラインで買ったものの色がどうも思っていたものと違うから、と言ってWollmeiseの毛糸をしこたま持ってきた友人もいて、

「私はその色がほしい」
「その毛糸であなたがテストニットしたカウルをを編んだらステキからしら?」
「この色は好きだけれど、いつも使う色だからこの色にするわ」とまぁ、かしましいのなんのって。

みんな家に帰れば膨大な量の毛糸があるんですよ。何も毛糸の在庫を今更増やす必要なんてないんです。でも、目の前にステキな色の毛糸が並んでしまうとのどから手が出るように欲しくなってしまう。

「これって病気かしら?」
「いや、中毒症状じゃないかしら?」

と言いながらも、木曜日は引っ越す友人のさよならパーティーの帰りに毛糸屋さんに行く約束をして別れたのでした。

やっぱり病気かも.それも末期の。

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2色で編むベスト

秋に向けてベストを編もうかしら?と思いながらパターンを探していました。見つけたのが、これ。Brooklyn Tweed のAlberta

しかし,ついケチな私は,このベストを見ながら考えました。これといってむずかしそうなパターンではないし、その辺にあるベストのパターンの目数を少し計算して何とかならないかしら? と。

最初、野呂栄作さんの「クレヨン」で編みはじめたのですが,どうも,編んだものの感じが気にくわない。なんというか,厚い板のような感触のものができあがっていく。。。私が細い針を使ったのかなぁ,と思ったけれど,5ミリの針ですから,決して細くはないし。

それに,毛糸が5玉しかなかったことも,2色で編むことにした原因の一つです。途中で足りなくなったら悲しいですものね。

色はきれいなのですが,どうも,平坦になってしまうのが気になりました。

ということで,見つけ出したのが、Cascade Yarn 220。2かせあったので,何とかなるでしょう。それに,2段ずつのストライプにすることで、「くらよん」を使って編むときの頭痛の種,急激な色の変化を和らげることができるんです。

写真というのは取り方によって,色がぜんぜん違って見えますねぇ。驚きます。グレーがかって見えますが,これ茶色なんですよ。

いろいろな本のベストのパターンを見て,ウェストのサイズを90センチとして,私のゲージから計算して,160目で編みはじめました。1目ゴム編みをCascade Yarn 220で8センチ編んでから,いよいよ2段ごとのストライプの始まりです。これをわきの下までを28センチ編み,それから,袖ぐりの減らし目を始めました。Vネックにしたかったので,前身頃の計算がちょっと面倒くさかったですが,がんばったかいがありました。

「くれよん」は約3玉。そして、Cascade Yarn 220 は2かせ弱つかいました。

完成しました。襟ぐり,袖ぐりもCascade Yarn 220を使いました。

「クレヨン」は大好きな毛糸なのですが、ちょっと,きめが粗い(?)ように思うときがあります。すべりが悪いので,滑りすぎるよりももちろん編みやすいのですが,指がこすれて痛いんですよ。でも,これくらい、ガマンガマン。ステキな作品ができると思ったらがんばれます。

まだまだ残暑が厳しいですが,あっという間に秋風が吹き出します。そんなときのためのベスト、一枚編んでみませんか?

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