夏は遊びに出られない理由

シアトルのまわりは幾つものフェリーが半島、島などの間を運行しています。地図を見ていただけるとお分かりになりますが、たくさん小さい島がポカリ、ポカリと浮かんでいます。夏休みは遊びに来る人たちでそのフェリーはとても混雑しているので、間違っても土曜日は車でシアトルには行きません。帰りのフェリーに乗るために時間によっては3時間も待たなくてはならなくなるからです。しかも炎天下で待つ可能性もあるのでこれはなかなかつらい。

今、住んでいる島から本土(?)に行くにはシアトルにフェリー、もしくはTacoma経由なら地続きで行けますが、工事やらなんやらいつも大渋滞。さもなければ40分くらい車で走ったKingstonからシアトルの北のほうにフェリーで行けますが、本土側のEdmondsの渋滞は半端ではないんです。しかも、フェリーを待つ車が入れる駐車場というのは極端に小さく一般道路の右側に並ぶのでエンジンもかけっぱなし。環境にもよくありません。

だから、出かけるのは週中。通勤族の車が終わった頃の時間を見計らって家を出て用事を済ませたらまた通勤の混雑になる前にフェリー乗り場に到着しなくてはならず時間に余裕がないので、出かける意欲はそがれます。

予約が取れるフェリーはほんの少し。あとは行き当たりばったりとなります。

Edmonds の毛糸屋さんにちょっと行きたいわ、と思ったらきっちり予定を立ててiPhoneでフェリーの混雑状態、そしてシアトルまでの道路の混雑の様子を調べながら当日は動きます。家に向かうフェリーに乗るとどっと疲れが出てぼーっとする今日この頃です。

フェリーで移動

今日はフェリーでカナダのビクトリアからアメリカワシントン州のポートアンジェルスという街に戻ります。アメリカのワシントン州のフェリーとの大きな違いは、ワシントン州のフェリーでは渡航中、車の中にいることは許されますが、カナダからアメリカへのフェリーでは犬も含めて車の中に残ることは許されません。途中で車に戻ることも禁止されています。さらに、できるだけ多くの車を載せるために車と車の間はやっと一人の人間が降りれるか降りれないくらいの間隔でとめらされます。とても大型犬が飛んで乗り降りする空間などありません。

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特に今は夏休みでフェリーは混雑していますから、来るときは、後ろから乗って来る車に合図して待っていてもらってマフィンを車から下ろし、ビクトリアについたときはこれまた後ろの車を待たせてマフィンを乗せました。車と車の間をぬって自分の車に戻るのもこれまた大変。また、到着前には車で来た人たちが一斉に下に降りるので階段も大混雑。階段から人の姿がなくなったのを見計らってマフィンは連れて降りなくてはなりませんでした。マフィンは一度降りだすと途中で止まれません。すごい速さで駆け下りるのでお年寄りなどが前にいると危険なんです。

ということで、今回は私はマフィンと歩行者として主人は車で乗船したんです。チケットと氏名、年齢を書いた紙とチケット、グリーンカードを持ち列に並びましたが、ここでまたちょっとした問題が。アメリカ入国手続きというわけではありませんが、パスポートコントロールがあるので人によって時間がかかります。列の進みが遅く、マフィンは座ったり立ったりと神経痛の彼女にはかわいそうでした。

ともあれ、無事に乗り込み、4人がけの席を確保。主人が来るのを待ちました。たまたま彼が車を止めたところが、左側が大きく開いているということ。これなら、ドアを広く開けてマフィンも乗れるから別々に船を降りずとも一緒に車でアメリカに入国できるね、というものの、頭数に狂いが来ても良くないかしら、とパーサーに聞いたら、軽く「いいよ」という返事。税関審査もあるので、時間がかかるんですよ。だから一緒の方が便利なんです。

地続きとはいっても違う国ですからね。パスポート持ったりグリーンカードを持ったり、マフィンの予防接種の証明書を持ったりと大変です。そうそう、一度も聞かれたことはありませんが、彼女のドッグフードもカナダ側に渡るときは封が切っていない新しい袋を必ず持っていきます。一応そういう規則になっているので用心のためですね。

1時間半の船の中ではマフィンはとても大人しくしているので私たちは読書をしたり編み物をしたりゆったりとした時間を楽しめます。マフィンもキャビンの中に一緒にいられるのがありがたいです。ワシントン州のフェリーでは犬は風がピューピュー吹くデッキしかにしかいることができませんから、寒い時にはとても乗れません。

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あと少しでポートアンジェルスに到着します。

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