フェルトするのに時間がかかる

コーヒーの紙コップにつけるcoffee cozyを作ろうと思い、野呂栄作さんのクレヨンの残り糸をいろいろと探し出しました。10号針で緩めに編み、それを洗濯機に他の洗濯物と一緒に放り込みました。

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高さが約13センチ、そして幅はなんと平らにしたときに16センチくらいもあります。これじゃ大きすぎますよね。それでフェルトするんです。ウール100%のものは摩擦、熱などにより繊維の外側のキューティクルを失い、そこで近くの繊維と絡み合う性質を持っており、その結果、とてもキメが細かいと言いましょうか、キュッと引き締まった素材と変化するんです。見た感じ、編んだものというより布地のように見えます。

我が家の洗濯機はドアが前にあるフロントローダー。水もあまり使わない省エネ型なので昔の洗濯機のように水の中をぐるぐる洗濯物が回ったりしてくれません。その分、他の洗濯物との摩擦が少ないということ。これではそう簡単に編んだものがフェルトするとは思えません。

とりあえずバスタオルなどと1回洗ったものと、全く洗っていないものを比較しています。

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上が洗濯機に入ったもの。少しだけ小さくなっているのがわかりますが、これではまだまだです。それじゃあ、とこの2枚がまた洗濯機の中に入って行きました。

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バスタオル、ジーンズなどのゴワゴワしたものと一緒に入れたほうが早くフェルトすると、昔は言われていました。しかし、前述したように今の洗濯機はとても優しくスピンするのでなかなかフェルトしてくれないんですよ。

上から順に、2回洗濯機で回ったもの、1回洗濯機で回ったもの、まだ一度も洗濯機に入っていないものです。微妙にサイズが異なりますよね。でも、まだまだ。いい加減に嫌になってきました。友人の中には摩擦を増やすためにテニスボールを入れた人もいました。テニルボールのあの黄色いフワフワがつかなかったか聞いてみたら、

「安い店で買ったロクでもないテニスボールだからもとからほとんどハゲてて黄色い毛なんてぜんぜんつかなかったわよ」だそうです。

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もう一度実験しようともう1枚編んだんですが、洗濯物がなくなり明日、またトライすることになりました。いったい私は何をやっているのだか。誰か、トップローダーの古い洗濯機を持っている人の家に借りに行こうかしら。

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分厚いセーター、乾かす方法

今年の冬はとても暖かいので暖かいカーディガンの出番がなかなかありません。

先日編んだ、白いセーターを水を通して形を整えたのはいいけれど、なかなか乾きません。そりゃ、そうだ。あれだけ太い糸で編んでいるのだから水分が抜けるのに時間がかかるのは仕方がないんです。

ぬるま湯に1時間くらいつけたあと、(あまり早く出すと、ウールが十分に水分を吸収しませんのでご注意を)カーディガンの水分を押しながらとり、それからタオルの上にのせクルクルっと巻いてさらに押して水分をタオルに吸収させます。とても1枚じゃたりません。次のタオルを出してまたやり直し。大判のタオルを2、3枚は少なくとも用意しといてくださいね。それほどタオルがびしょびしょにならなくなったら、今度は広い場所に移り、タオルを広げてその上にできるだけ形を整え、重なる部分ができるだけ少ないように伸ばし、お風呂場などに置きます。そうすればタオルを通して水分が下にしみだしても大丈夫。ここで勇敢にもベッドの上にのせる人もいますが私はベッドが湿っぽくなるのが心配でできません。

お風呂の中においてタオルを変えながら丸2日置きました。水分がだいぶ飛んだかな、と思ったら、今度はビニール板のようなものの上にのせて、そしてベッドの上に移動。暖房がきいているので空気も乾燥しており、水分が飛んでいきます(そんなきがするだけですね)。薄いタオルを丸めて袖の中に通すこともあります。こうすればどうしても重なってしまう袖の水分もタオルが吸い取ってくれます。

そして、もう、水分は出ないな、と思ったら、今度はセーター用のネットの物干しの上に再度移動。これにのせて乾かすんです。こうすれば下からの空気が通ってますます乾きます。このプロセスをかけてセーターが乾くのに1週間以上かかりました。早く乾かないかなぁと思って何度も見に行きました。でも、ここは我慢。しっかり乾かしましょうね。

そうそう、ぬるま湯に、羊毛類を洗う特殊な洗剤を少し落としました。わざわざそんな特別な洗剤を買わなくてもシャンプーでいいのよ、と友人はいいます。羊毛も私たちの毛髪もタンパク質でできているし、キューティクルで保護されているのは一緒、というのが理由です。シャンプーならどこのお家にもありますからそれは便利とも思えます。

明日、Lemongrassができあがりそうです。これまた太い糸で編んでいるので上に書いたことをまた繰り返します。編んでいるときは膝がとても暖かかったカーディガンです。来週くらいには気温が落ちるというので新年くらいには着れるかもしれません。今から楽しみ!

自分で編んだお気に入りのセーター類はドライクリーニングには持って行きません。自分で丁寧に洗って大切にしまうからです。他の汚いものたちと一緒に洗われるのはあまり好ましくないので。

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羊をモヘアにしてみたら

昨日の帽子、もう一つ編んでしまいました。羊をモヘアで編んで、上の模様をなしにしてシンプルに。私はあの白いポツポツは雪だと思っていたら、友人からあれは向こうに見えるデージーの花だと言われました。なるほど、そう言われるとデージーに見える。。。かな? ちょっと無理があるような。いろいろ想像力を働かすのは楽しいです。

モヘアで羊を編んだのでホワホワしてかわいいです。太めのモヘアだったのでまわりの糸に絡みついてくるのが難でしたね。今度編むときには羊の数を減らそうかな。そうすれば大きくならないだろうから。

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少し細い糸で編んだのでゴム編みの部分もおりまげました。昨日の帽子よりも頭にしっくりきているようです。これ、選ぶ毛糸によってとても着心地が違うように思います。

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実際に頭にかぶると模様が伸びて羊さんたちがフワフワしているのがよくわかります?

だめだ、帽子ばかり編んでいるわけにはいきませんね。そろそろ寒くなってきているのでセーターを編まなくちゃ。

セーターといえば、洗濯機で回せるスーパーウォッシュの糸がたくさん出ていますが、やはり暖かさからいうとそういう工程がなされていないウール100%の糸の方が私は好きです。スーパーウォッシュの糸もウール100%であることはかわりないんです。しかし、ウールについているキューティクル、私たちの髪の毛と同じですね、を取り外しているので洗濯機で洗濯できる分暖かさの点からいうと劣ってしまいます。取り扱いは手間がかかりますがせっかく自分で作ったものは丁寧に扱いたいもの。良いものを大切にしていく気持ちを忘れないようにしなくては。

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