パターンと本を買って来ました

あ〜、疲れた。という言葉が一番に出て来ます。しかし、子供の頃から遊びに行って「疲れた」という言葉を言うのは何事だときつく叱られて育って来てますから、大声で言えません。しかし、やっぱり疲れました。

毛糸屋さん3軒に行って、おいしいものを食べて来たのですから疲れてなんかいてはいけないんです。

何を買って来たのかしら、とスーツケースをのぞいてみたら、毛糸は少し。あとはパターンと本がたくさん出て来ました。サンプルが飾られていると「これを作ろう」と思い、じゃ、パターンを買って行こうとなりますし、ポートランドには大きい本屋さんがあるものですから、ついつい本を買ってしまうんですよ。

Powell’s という本屋さんは入ると店の地図があるくらいのサイズで(日本では大きい本屋さんもありますから驚かないかもしれませんが、アマゾンが台頭しているアメリカではこういう本屋さんはほとんど見なくなりました)所狭しといろいろな本が並んでいるんです。

小説を4冊と編み物の本を1冊買って来ました。読むのが楽しみです。

パターンはカーディガンが1つ、ショールが一つ、ポンチョが一つ。欲しかった帽子のパターンは手に入りませんでした。これから家にある毛糸とにらめっこしてどれを使うか決めます。

「今度はどこに行こうか」と帰りの車の中はそんな話が出て来ました。一緒に行った人たちは編み物仲間。しかし、私は彼女たちと知り合ってまだ半年くらい。週に1、2回数時間、編むだけですからそれほどどういう人かも知らない人たちばかりなんです。でも、みんな、大人ですし、わがままを言わないし、それぞれの自由を許すし、融通がきくところがいいのでしょうね。

運転してくれた人にはガソリン代、ホテルでの駐車場代などを含めて他の人がそれぞれ50ドル出すことになりました。私はどうも現金を裸で手渡すのが気がひけるのですが、他の人たちが車から降りるときに「じゃ、これね」といって50ドル手渡しているのに「次に会う時まで待って」と行って、ちゃんと袋に入れてというわけにはいきませんから、仕方なく、「ごめん、個人的にはこうして現金を渡すのは気がひけるのだけれど」というと、彼女はその辺わかっていて「日本人の人はそうよね。でも、私たちはアメリカ人だから気にしないわ」ということでした。

これから、お茶でも飲んでゆっくりします。

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体の大きさによってサイズを変える

どうしてもアメリカのパターンを使うことが多くなります。しかし、体が大きいアメリカ人のためのワンサイズのものを日本人の体型に合わそうとするのはなかなか難しいんです。アメリカ人だって体型はさまざまですからね。苦労している人、少なくないとは思います。

糸を細くしたり、針を小さい号数で編むのが一番の方法です。それで大抵の場合、ごまかしてきたものの、今回編んでみた Outlier というパターンは少し手こずりました。というのは日本人の中でも小柄の人のために編んでいるからなんです。そして、このOutlier、すごく太い糸を使い、ザクザク編みます。ゆるゆる編むとダラダラと体の前で伸びてしまいそう。さらに、肩幅がない人が着たらこう、ひどくバランスが悪くまるで借り物のポンチョになりかねません。

うーん、と悩み、とにかく細い糸と針、しかし、細すぎたらこのパターンの魅力が失われます。パターンでは10センチ10目という毛糸を使っているので、私は10センチ14目の糸を選び、針も9ミリから5ミリに落としました。

体をまとう部分は目数は変更せずに編み続け、しかし、片側がやけに短くなりそうだったので、その部分の段数を増やし、さらに、首の周りに近づくにつれて細すぎないように減らし目も調整しました。最終的に出来上がったものは、今乾かしているところ。水気がまだまだ取れていないのであまり綺麗な写真ではありませんが。。。

img_3639

横半分に折ると、台形になり、首の周りが28センチ、(もう少し細くしてもよかったかな) 台形の高さにあたる部分が22センチ、そして足にあたる部分が40センチとなりました。小柄な人にはちょうど良いくらいのサイズに収まったのでホッとしました。

img_3640

もう少し良い写真だと良かったんですけれどね。水から出したばかりなので。。ごめんなさい。

写真をRavelry で見ていただくとわかりますが、非常にアンバランスな素敵なポンチョというか、カウルというかなんですよね。とにかく、一つ作ってみることで構成が理解できたので、また、少し形を変えながら同じものを編んでみようと思います。糸の太さをもう少し太くしてこれまた全然違う雰囲気になりそうです。色も変えてみよう。

片側の肩が寒くなりそうなので、長い部分を体の前に持ってきた方がいいのかしらとか、着方もこれまた悩みますよね。作った友人は、寒い朝とかにとても便利なのよ、と言っていましたから、片方の肩がそんなに寒いとか、ないのかもしれませんね。私は寒がりなのでそう思うのかなぁ。

あまり太い糸がないんですよ。2本引っ張るという手もある、とか色々と考えて楽しんでいます。

そうそう、このパターンガーター編み、メリヤス編み、引き返し編みが練習できるパターンかもしれませんよ。

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今日の編み物会というか食事会

編み物会にはいろいろな人が集まります。共通点は「編み物」 今日の場所は家から車で20分くらい離れたところにあるちょっとモダンなレストラン。
月に一度、ここで編み物をしながらランチをします。11時から始まって2時過ぎくらいまで編み物、おしゃべり、ランチと手と口が忙しく動くんです。

今日集まったのは確か、9人。風邪をひいている人、避寒に行ってしまった人がもいるのでいつもより少ない人数。持ってきたパターンとか出来上がった作品をそれぞれ見せ合って話は盛り上がります。

「ちょっと、そのカーディガン、着せてみて」
「どこの毛糸使ったの?」
「この間、見たがってたでしょ。持ってきたわよ」

11半過ぎにオーダーを取りに来てくれるのですが、これまた大変。

「昨日、歯を抜いたから熱いものと、固いものは食べられないの。何がいいかしら? トーストはダメ。私の分は焼かないで」
「ハンバーガーが食べたいけれど、パンはグルテンフリーのものに変えてくれる?」
「ベーコンをサイドに注文したいの。特別にカリカリに焼いてくれるかしら?」

支払いはもちろん別々。だから、それぞれの注文用紙にいろいろ事細かに人々の要求を書いているウェイトレスの方。大変でした。

食事が来てからも大騒ぎ。

「私、ベーコン頼んだのに、来ていないわ。(2、3人先に座っている人のところに届いたベーコンを指差しながら)あなた、ベーコン頼んだ? 私のまだ来てないのよ」
「あら、これ、エッグベネディクトにタダで付いてくるのだと思った」
「付いてこないわよ。それ、私のベーコン」
「パンケーキのシロップはどこ? フルーツソースはかかっているけれど、真ん中がパサパサしているわ。(ウェイトレスの人に)シロップ、持ってきて」

食べ終わった人から勝手に編み物を取り出して編み始めます。手を洗いに立つ人、先に支払いを済ませようと、明細をもらう人など右往左往。あ、デザートにアイスクリームを頼む人もいましたね。

おしゃべりをしながら編み物するものだから、ときとして悲鳴が聞こえます。

「あ、まちがえた〜」 近くに座るものは苦笑したり、励ましたり。

今日は最後に、ドラマチックな大声が上がりました。

「グルテンフリーのハンバーガーのパンに4ドルも取るのよ! 小さいハンバーガー(握りこぶしをちょっと大きくしたくらい)にフルーツを少しつけただけなのに22ドルも払うなんて!」 と怒りの声。まわりからも、

「信じられない〜」の大合唱でした。あ〜疲れた。

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日本語のパターン? 見せて

ケーブルの帽子を編んでいます。パターンは日本の本に出ていたもの。目ざとく見つけた友人は、

「何編んでるの? 帽子? パターンは何?」
「これ。日本語だけどね」
「見せて、見せて」とあちらこちらから手が伸びます。

日本の編み物の本はチャートが出ていますから、ケーブルをどこに入れるかなど一目瞭然。1目ゴム編みから本体に移る時にはどこで増やし目をするかなど、とてもていねいに書かれているから編んでいるほうはチャートに従うだけ。というのはチャートに慣れている私たちだから言えることかもしれません。

編みこんでいるアメリカ人、そしてドイツ人の友人はチャートを見て、「あ、これなら私も編める」「どれどれ、本当だ。わかりやすいね」

そうですよ。日本語がわからなくても記号を見れば帽子ですから想像がつきます。もし、右上2目一度が左上2目一度になったところでずっとそのルールに従えばなんとかなっちゃいますもの。

しかし、それ以外の人たちは尻込み。しっかりチャートを見ることもなく「私にはムリ」「チャートは読めない」という反応。

チャートはそれを見ただけで、例えば20段あとがどうなるかわかりますから私は好きなんです。一行一行書かれているこちらのパターンは数段先までは読んでも、全部を読む気にならなくて。最近ではschematics(丈、袖などの長さが書かれている図です)が付いているパターンが増えてきているのでそれを見ると全体像がつかめます。どういう形かを見れると、何かを間違えた時に「ちょっと違うみたい?」と気づけます。

でも、1行1行の説明に慣れている人たちの中にはチャートに拒否反応を持つ人も少なくありません。慣れ親しんでいるものから離れて(離れる必要もないか)新しいものに挑戦するのは決して簡単なことではありません。私にとって4本針とマジックループの関係みたいです。輪に編む時はいまだに私は4本針の方が心地いいんです。

そんな話をしながら編んでいたら「あ、間違えた!」 そう、なわ編みを始めなくてはいけないところを無視してずっと表編みで編んでしまいました。20段くらいも。「間違えたから、もうやめる。家に帰ってからほどくから」とブツブツいうとまわりは大爆笑。さっきほどいて目を拾ってまた編み出しました。

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読解力と注意力が要求される、かな?

アメリカ人だからといって英語のパターンを読むのに苦労しないなんてことはありません。母国語だって書かれ方やら表現方法で「?」と思ったり間違えること少なくないんです。理解不可能に陥る人も見かけます。

読解力がないのかしら? と思われます。それと忍耐力と注意力。

「注意して読めばここに書いてあるじゃない。」とか、
「もう少し先までがんばって読んでみたらここの編み方がわかったと思うよ」なんてつい言ってしまいます。

まっすぐ編むものならそういうことはないのでしょうが、三角形のショール、そして身に付けるものとなったらますますです。

「自分でちょっとだけでも考えてみたら?」と言いたくなることもあるようなないような。

前回のカーディガンの話に戻ってしまいますが、同じパターンを作った人でも体型、目のゆるさ、そして好みによってコメントがかなり異なっているので、人々が書いたものをそのまま信用するのもまずいかなとも思います。もちろん参考にしてそこから自分がどういうものを作りたいのかということでいろいろ調整をするんです。だから、全く体型の違う人に「あなたはどう変えたの?」と言われても返事に困ります。

それに毛糸が水を通した後にどういう変化を遂げるかも大きな要素の一つですよね。

tea leaves Cardigan を数年前に作りました。使った糸はMadelinetosh DK 水を通したらひどく伸びてしまったので、もう一度水に通して伸びないように乾かしました。それでも、ちょっとだらっとした感じが否めません。柔らかくてすごく好きな糸なのですよ。でも、このパターンには合わなかったように思います。アメリカ人の体型と日本人の体型の差もあるかもしれません。

ウエストの周りがどうしても厚みがあるために、そのあたりをいかにカバーしながらきつくしすぎないか、これは大きな課題です。着るものを編む人は誰でも悩んだことが一度や二度はあると思います。気に入った毛糸を使えば糸がどういう変化を遂げるかとかわかっているので「え〜!」という驚きはないにしても、いつも同じ毛糸じゃつまらないですよね。冒険したいけれど、出来上がりが不安、そんなところでしょうか。

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カーディガンを作るのはここがむずかしい。

February Lady Sweater 編み上げましたが、つくづくカーディガンというか、着るものを作ることの難しさを感じました。パターンをそのまま作っていくことはとっても簡単です。しかし、人の体は曲線ですから、ある人にピッタリのデザインが別の人にはだらしなく見えたりしますよね。それをどう直していくかがむずかしいんです。

February Lady Sweater 写真で見ると、本当に可愛いですよね。今までずっと作りたかったのになぜか手が出なくて、というよりも毛糸が見つからなかったと言った方が正しいかな。パピーのブリティッシュエロイカを使いました。暖かくて本当に大好きな毛糸です。

だけど、パターン通りに編んだらこの毛糸では重すぎるな、とまず思いました。重さが加わると重力で下に下がったり形が崩れたりしやすくなります。だから、あのカーディガンが持つルースフィットを捨てることを決心。ちょっとスウィングぽくって可愛いパターンなのにと思いながらここは涙を飲みました。

そして袖。袖の太さもこれも問題。私が案山子のように腕をのばして「ほら、ここがこう下がって」というと

「でも、いつもそうやって手を横に伸ばしてきているわけじゃないでしょう?」と言われましたが、アメリカ人とは体型が違うんです。このまま編んでいったら腕が2本軽く入ってしまいそうになりました。

誤解しないでくださいね。私はやせてもいないし、華奢では全然ありません。腕は太いし、だからアームホールは大きめにしたいし、腕は長いしお腹も出ているし、とあちらこちらを修正しないとピッタリするカーディガンが編めません。テーブルの上に置いてどんなにステキに見えても腕を通してみたら「あれ〜?」では着る気になれないでしょう? その私の腕でもゆるゆるなのですからどれくらい太いかは。。。ご想像にお任せします。だから、ここも手を加えて細くしました。補足しすぎないようにするように注意をしましたが。

本当にむずかしいです。気に入ったカーディガンや、セーターを作るのは。。。 編んでいるときは平面で見ていますし、身につければ3次元になりますからね。

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好きな色、似合う色、無難な色

毛糸そのものに限らず、マフラー、ショール、帽子、セーター類などなど、人々が身につけているニットにどうしても目がひかれます。

自分では考えても見ないような色の取り合わせがすごく似合っている方、どこであの色のセーターをみつけたのだろう? と声をかけたくなる方、アクセントの色が上手な方、見ていてとても楽しい。

毛糸屋さんでステキな色に出会ったときの興奮は何とも言えないもの.しかし、それを顔の前にあわせてみて「え〜!」というショックもこれまた逆の意味での興奮状態。

「すごく好きな色なのにどうして似合わないのかしら!」と怒っても仕方がない...

と、つい無難な色に手を伸ばす自分に気づいて、

「いや、今までに持っていないような色に挑戦しよう」と言い聞かせ、深呼吸をしながらまた、毛糸を見つめます。

先ほど、似合わなくてびっくり仰天した色が私に「おいで、おいで」をしているじゃないですか。本当は、セーター一着分欲しいのだけれど、顔うつりが悪いから、ショールが編めるくらいのかせ数にしておこうか、と妥協策。

アメリカ人はとっても鮮やかな色が似合います(私がそう思っているだけかもしれないけど)。例は悪いですが、かき氷のシロップ、氷レモンのような黄色、氷メロンのような緑など、きれいなんですよ。私が着たら、そこばっかり目立ってしまいそうな色です。

しかし、クローゼットをあけて同じような色ばかりではつまりません。特に冬は外の景色に色がないですからせめて自分の着ている物くらいきれいな色を取り入れたい。でも、きっと似合わない。そんな会話が私の心の中で勝手にはずんでいます。

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