藍染の糸を買ってきた

旅行の楽しみはその土地、その土地の名産、名品を見てまわること。作っているところを見学させて頂いたらなおのこと楽しい。

今回行ってきたのは、盛岡手づくり村。盛岡からバスで約30分の場所にある、幾つかの工房が並ぶ場所です。

染め屋、たきうらさんで中を少し見せていただき、購入してきたのがこの糸。家に帰って重さを測ってみたら約109グラムありました。藍で染めた糸でとってもきれいなんですよ。

IMG_3346

色はもっともっと深みがある濃い群青色です。なかなか正しい色をスクリーン上で表せないのが残念なこと。色はとても美しいのですが、さて、このかせをボールに巻くのに約1日かかりました。ウールに慣れている私はコットンはあまり好きではないことも原因の一つなのでしょうが、まず、糸同士がくっつきあうこと。そして、カセの中でこんぐらがっていたこと、が大きな原因であちらで糸をくぐらせ、こちらで糸をほぐしながらの作業でよっぽど途中でやめようかと思ったものの、「もったいない」。最後は私が投げ出した糸のかたまりを主人がせっせとほどいてくれてきれいな一つのボールになったのが夜の11時。翌朝は肩こりで頭が重かったんです。もし、次回購入することがあったら、お願いしてあちらで巻いてもらおうと思います。

そして、編み始めたのが、アームバンド。太陽の下を歩く時につけようかなと。UVカットはおそらくしないでしょうがないより良いだろうというくらいの気持ちです。

IMG_3349

ただ、あまり編みやすい糸ではないのでできるだけ早く終わらせてウールに戻ろうと思っています。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

広告

「用の美」

原田マハさんの「リーチ先生」を読みました。

その一部にこんな文章がありました。

『すると、濱田は、正直に言うけどな。。。と前置きしてから本音を語った。「いままで、陶芸は、書画とか油絵とか彫刻に比べると、どうしても劣るっていうか、芸術として隠したみたいな、そんな感じだっただろう?」柳宗悦は、「用の美」というけれど、「用」がある、つまり機能があって使われるものは、結局「道具」のようなもので、「芸術」ではない。そんな風潮は、どうしたってある。中略。芸術の方が工芸よりも上位だとか、芸術が工芸を支配するとか、そういうことじゃない。芸術も、工芸も、等しく価値がある。等しく美しい。等しく、人間の手による、人間のためのものだ。』

工芸と編み物を一緒くたにしてはいけないかしら? と思いつつ、同じ手作業でも編み物というと「おばあちゃんの手仕事」のようなイメージがつきものですよね。人の手によるものに変わりないのに、なんだか、古臭いような、野暮ったいという印象を与えがち。絵を描いたり彫刻などは確かにゼロから作者の感性で作り上げるもので、その作品の範囲は限りがないものですが編み物はそうはいかないかもしれません。それに、身につける、ということで「用」がどーんと先に立ってしまうのでしょう。

一度、人間が持ってしまったイメージはそう簡単に払拭できませんし、まぁ、作ったもので誰かが喜んでくれればいいかな、と思うのですが、この文章は常々私が考えていたことを見事に言ってのけてくださっていたので引用させていただきました。この本、とってもおもしろく、一気読みでした。

IMG_3323

何が芸術で崇高でというのも人間が決めていることですものね。

ソックス、片方ができあがったので写真を撮りました。もう片方、せっせと編みます。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

ひまわりのようなソックス

毎日暑くて暑くて大変ですね。日本の夏がこんなにすごいものとは噂には聞いていましたが驚いています。

なんて言いながらソックスを編んでいるのですよ。ま、どんなに暑くても必ず秋、そして冬は来ますからね。そして、どうせならと超ド派手な色のソックスにしました。

IMG_3308

使っている糸はWollmeise のPure。ナイロンが入っていないので丈夫さには少し心配もありますが、ま、いいでしょう。この糸はとても撚りが強いのでふわふわしていません。だから、その分耐久性はあるのではないかなぁと思っています。

よりが強い分、よってある糸の間に針が入ってしまったりはしないので編みやすいと言ったら編みやすいです。それに、洗濯機で洗えますからね。

パターンはCookie A がデザインしたHedera。すかし編みが入ったなかなか可愛らしいソックスができあがりそうです。色がひまわりみたいだし。

IMG_3314

かかとが終わり、今はただぐるぐると輪っかに編んでいます。ソックスのように輪で編むものは途中でなかなかやめられないんです。ついつい編み進んでしまい時間を忘れてしまいます。

自分が何かを作り出すという時間は大好きです。形ができ上がってくるのを見るのは本当に楽しいですから。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

燕三条の地場産業

工場見学が大好きな私にとって行きたくて仕方がなかった燕三条。行ってきました。幾つかの工場に予約を入れて1泊2日のかなりのハードなスケジュール。でも、楽しかったですよ。

特に良かった工場をご紹介します。くわ、鎌など、農家の方、また家庭菜園用の用具を作っている鍛冶屋さん、「相田合同工場」三条市にあります。

とっても親切、知識豊富な社長さんかな?が私たちのごくごく基礎的な質問にも嫌な顔一つせず、動作を交えながらいろいろ説明してくださいました。そのあとでもちろん工場の中を見学することもてきました。

私が今までにくわやら、鎌を見るのはその辺のホームセンターの一角。まったくどれがどう違うのやらわからずに結局価格で選んだりしていました。しかし、奥が深いんです。

まず、住んでいる地域によって土の種類が違います。そして、目的。雑草の根っこをとりたいのか、畝を作りたいのか、土を耕したいのか、違う目的によって違うくわを勧めてくれます。当たり前と言ったら当たり前なのかもしれませんが、そのような知識を持っている人、ホームセンターになんかいませんし、種類だってそこまでありません。

IMG_2768IMG_2766

これだけのトップがあるんですよ。そして、土によって柄の部分と刃の部分の角度も変わってくるんですって。もう、目が丸くなることばかりでした。

さらにね、掘る野菜によっても違う刃を選ばなくてはならないんです。ごぼう、大根、自然薯、それぞれに適した刃のサイズがあるのだそうで、お客さんから、どの土地で何の作物を収穫したいという要望とともに、今まで使っていた刃の形を描いたものが送られてくると型紙を作ってから実際の工程に入るんですって。型紙も山に積まれていました。

IMG_3131

工場の中では昔の鍛冶屋さんの姿を思い起こさせる姿が見られました。

社長さんがおっしゃっていました。「それぞれの道具には歴史があり、農業の昔を紐解いていくのがとても面白い」と。そうなんですよね。何気なく使っている一つ一つの道具にも昔の方が考え、改善され、受け継がれてきた技術、心が入っているんです。

相田合同工場で私はとても多くのことを学んだような気がします。(フェイスブックもなさっているのでチェックしてみてください)

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

たい焼きと帽子

野菜の価格は上がっているのを尻目に、気温がそれほど高くないことを喜びながら帽子を編みました。残り毛糸で適当に作り目をして編んだので誰の頭にフィットするかもわかりません。

だいたい、「⚪️⚪️ちゃんに」と編み出したところで頭の形は千差万別で100%ハッピーということはなかなかありません。

それにね、Ravelry で見つけたパターンのできあがりは可愛いし、文句はないのですが、欧米人と日本人は頭の形、大きさが同じではないので、調整が難しいんですよ。といろいろ言い訳していますが、できあがりはこれ。

IMG_3100

四角く編んで両端にポンポンをつけました。ポンポンメーカーを使ったものの、どうも上手にできずに一つダメにしました。簡単そうで簡単ではないのがポンポン作り。。。

適当に作り目をしてゴム編みを6センチくらいしたら、今度はメリヤス編みのちょっと変わった目にしてずっと編んで、一番上を3本針で閉じました。それだけ。簡単でしょう?

編み上がった次の日はたまたま友人と約束してあった浅草界隈のお散歩の日。面白そうなお店をのぞきながらたどり着いたのが、たい焼き屋さん。ちょっと小ぶりのたい焼きですが、しっかりあんこが端から端まで入っていて、しかも甘すぎないところが嬉しかった! もう一つ、とおかわりを所望したくなるたい焼きでした。

IMG_3103  IMG_3101



最近、あちらこちらでたい焼き屋さんを見ますよね。吉祥寺にも美味しいたい焼き屋さんあります。その割に大判焼きのお店を見かけないのは何故なのだろう? と不思議に思いました。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

ソックスが編みたい

帽子も編み終えたし、なんとなーく天気も悪いし、ダラダラしていたものの、根っからそういうのが好きではないので「何かしようかなぁ」と考えていました。

こんな時にはやはりソックス。と先日、浅草橋のKEITOで買った糸を取り出してソックスを編み始めました。糸はemikoさんのMOCOと呼ばれるもの。綺麗な染めの糸です。写真を撮ったものの、その美しさが撮れていないと言うくやしさ!

IMG_3080

電気のせいでしょうか、やけに青みがかった写ってしまいました。明日にでも自然の光の下で写してみます。

パターンはSunshine by Cookie A. 実際よりも少し長めに編みます。糸が余ってしまいそうなので。また、針はアメリカの0号を使っています。

ソックスはアメリカにいた時にはよく持ち歩いて編んでいました。車の中、空港、医者のオフィス。しかし、東京の電車は混雑していてとても編み物ができる状態ではありませんし、カフェもお隣と近いので恵まれた環境とは言えませんね。

編み物は気をつけないと孤独な趣味になってしまいます。編み友を見つけなくては。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

暑くなる前に帽子、終了。

暑くなったら毛糸を触るのをためらわれるかも、と思いながら編み始めた帽子が終わりました。よかった。

パターンの名前はLake Reed. Ravelryでフリーパターンです。パターン自体は簡単なのですが、表現方法というか、表記に「?」となりましたが、その辺は無視して進みました。よーく考えると、横の並びと縦の並びを同じように言葉にしているから混乱が起きたのだということに気がつきましたが、すでにほとんど編み上がった時なので大勢に影響なし。

IMG_3067

編み方はむずかしくない割に出来上がりはなかなか素敵。私はsport weight の糸を使い、アメリカの4号でゴム編みを、模様部分は6号で編みました。

気に入っていますが、おそらくお嫁入りします。だって、私、帽子が似合わないのですもの。

次は子供用の帽子を編みます。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村