おもてなしの心というけれど

日本人の心、「おもてなしの心」。これは日本人の美徳であり忘れてはいけない心なのですが、ここで考えたいのが「おもてなしを受ける側を教育すること」ではないでしょうか?

おもてなしを受けてそれが当たり前だとか、「自分の国ではこうなのに」と主張する人たちに対して、頭を下げてサービスするだけではなく「ここは日本であり、あなたの国ではありませんから、ご期待に沿えかねない場合も多々有ります」ときちんと言える態度を日本の中でも育てないといけないと感じています。

日本は小さいからとか、敗戦国だからなんてすごく昔から言われてきて、それをそのままに受けた政治家たちやら教育者たち、確かに大きくないかもしれないけれど、「だからどうした?」と言いたい。「大きいから」とか「小さいから」なんていうのはなんの理由にもならないし、単なる事実。もう、教えを乞うような、尻尾を振るような態度だけは避けないといけません。

横柄な態度をとるのではありません。毅然とした態度をとるように努力したいと思うのです。

知り合いの女の子は今、日本で日本語を勉強しています。仲間のアメリカ人たちと電車に乗っていると恥ずかしいと彼女は言います。自分もアメリカ人だけれど、電車の中で大声で話しているアメリカ人の友人たちとは一緒にされたくないから少し離れて電車に乗る、と言っていました。他のアメリカ人留学生に

「電車の中だから小さい声で話さないといけない」と言っても、他の学生たちは
「別にいいじゃない。家でだってこれくらいの声で話しているのだから」と言うだけだから、と彼女は話してくれました。

昔は”In Rome, do as Romans do” なんて言葉もありました。しかしそれも消えつつさると思うのです。無理に押し付けることはしたくないけれど、こちらの基準を下げてまで尻尾を振る必要はないのではないでしょうか?

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