持てる者、持てない者

持てる者、持てない者の差が顕著になっているアメリカ社会、クリスマスに子供達のためにプレゼントを用意できない家族、クリスマスの食事が持てない家族、その人たちのためにとチャリティー団体のボランティアを始め、ごく普通の人たちの活躍が始まるんです。

お金を始めとして、暖かい冬のコート、くさらない食べ物、おもちゃなどの寄付を教会、テレビ局、一般のお店などが声高く求めています。

日本でも子どもの貧困が騒がれていますよね。できれば子供達には辛い思いをさせたくない。自分たちにはいったい何ができるのだろう? 本当に考えさせられます。サンクスギビングだから、クリスマスだからという理由の前に寄付をするだけでは対処療法でしかない。そうではなくて貧困層をなくせることができたら良いのでしょうが、簡単な方法があるならきっと国のお偉いさん方がすでにその手順を踏んでいることでしょう。

とりあえず自分ができることをするしかない、と思い私は編み針を持ちます。寒い日に頭を暖かくするという目的のためだけではなく、貧困にあえぎ辛い日を送っているであろう子供達が「新しい帽子だ、嬉しい!」「私の好きな色の帽子!」そして「自分のために誰かが編んでくれたんだ」と思ってくれたら、それが一番、と思うんです。もしかしたら、希望を持ってくれるかもしれない。だから、帽子、手袋を編みます。喜んでくれるであろう子供達の笑顔を想像して。

こういう例があります。気温が0度近い朝にある子どもはスリッパを足にガムテープでぐるぐる巻きにして登校してきました。その姿を見て慈善団体の人が新しいスニーカーをプレゼント。子どもは喜んではきかえ授業を終えて家に戻りました。次の朝、その子はまた古いスリッパをガムテープで巻いて学校に現れたんです。それを見た先生が昨日の新しい靴は? と聞くと、子どもはこう言ったそうです。「お母さんが売っちゃった」と。それ以来、新しい靴は学校にいる間だけ履くようになったそうです。登下校時は寒いだろうに。また、朝ごはんを家で食べさせてもらえない子供達のために朝食を学校で出し、家に洗濯機がない子どものために学校に洗濯機を置く学区域もあります。国の未来をしょって歩く子供達なのですから、なんとかならないものでしょうか?

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