「これ、ちっともわからないのよ。」

Ninaにものすごい勢いで入ってきた女性がいました。こういうのって音はしなくても気配で感じるんですよね。

彼女は袋の中から固まりを取り出し、Ninaに押し付けてこう言いました。Ninaが広げてみたら、子供用のセーターで片袖がついていました。

「これ、ちっともわからないのよ。もう、2度と編みたくないわ」

あっけにとられたNinaが,何がわからないのかを聞こうとしていましたが、女性の説明は、今ひとつ埒があかないようです。

女性が何がわからなくて、何をどうしたいのか、そういう気持ちがくみとれなかったら、お客さんにきちんと対応はできませんが、客側も自分が何を要求していて、どういう問題を解決したいのかを相手に伝えなくてはなりませんよね。自分の気持ちを店側が理解するのが当然、という態度で接せられても困りますし、それでは事態が進展しません。

延々と30分近く、根気よくNinaは話をしていました。それを見ていた私は、店を持つことのむずかしさを改めて見たように思ったんです。編み物が大好きな私は、あのようにいろいろな毛糸に囲まれたお店を持てるなんてなんてステキなことなのでしょうと、まるで夢物語を見るようにお店の中を見て回ります。客の目線ですよね。しかし、経営者側はもしかしたら、色とりどりの毛糸の美しさに目を止める時間もないくらい客へのサービス、在庫のコントロール、売り上げの計算、時期によっては税金の申告と、日常茶飯事の事務処理に追われている毎日なのかもしれません。

私はお店を出てしまったその後の展開はわかりませんが、Ninaのことですから、きっと相手の気持ちを静めながら上手になにがわからないのかも聞き出し、解決にたどり着いたに違いないでしょう。彼女のように優しい口調と声を持たない私は、やっぱり、お店の中の毛糸を楽しみたいから、たとえ、あんなにステキな毛糸たちに囲まれて生活できたとしても、やっぱりお気楽な客の方があっているかもしれません。

そうそう、最後に、Clockworkですが、調子こいて編んでいたら、間違いに気がつき、10段くらいほどかなくてはならないことに気がつきました。しかし、長男の家には毛糸のボールを虎視眈々とねらっているニャンコがいるので、家にかえってからにすることにします。

ゆずさんです。ちょっと目つきが悪いですね。




携帯で取ったので、ちょっとぼけてますね。大アップ。





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