大学入学の娘、寂しい母親、さて、どちらに編もうかしら?

友人の一人お嬢さんが大学入学です.あと2週間で寮に入るので、彼女はそれまでの時間をどうすごそうか、と考えています.

その心の奥底に、最愛の娘が家から出て行く悲しみ、寂しさが大河のように流れています.この気持ちは、子をもつ親たちが誰でも経験しているものなのですが、自分の子供が家から出て行く、という現実が目の前に来たときには誰もが、悲しみにくれ、どうしたらよいのかわからなくなるんですよね.私も同じような想いを経験しているので、彼女の心が痛いようにわかります.

新しい人生のチャプターに期待、興奮している子供たちに私たちがまるで足かせのように
「寂しい」「悲しい」なんてことをくり返すわけにはいかないことはわかっているけれど、それでも、つい、堰を切ったように、自分のつらい言葉を漏らしてしまうのは、決してその人が弱いわけではないと思います.心の中の悲しみがふくらんでどうしようもないときには、どこか小さな出口を見つけて、出していかないと、心が破裂してしまいますもの.

お嬢さんだって、きっと家から出て行くことに不安感、寂しさは感じていると思うんです.そこに親のつらさをなすりつけるようなことはしたくないと、友人の心は揺れ動いているのでしょう.

そこで、これから秋に向かうし、ここは寒いところだから、何かを2人に編もうかしら、と思い立ったんです.

これから新しい友人を作り、なれない寮生活に入るお嬢さんにマフラーを編もうか、それとも、寂しさにつぶされてしまいそうな友人にショールを編もうか...どっちを先に編もうかしら? 2週間で両方でき上がればよいけれど、ムリだろうし..いや、がんばればできるかしら?

こっちにはprayer shawl というのがあります.つらいことがあったときに祈りを捧げるときに肩にはおるのでしょうが、そうではなくても、毛糸のもつ暖かさが少しでも重い心を軽くできたら、という人々の願いがこもったショールになりますよね.

再来週の土曜日に、「それじゃ、またね.元気でね」とお嬢さんに一時の別れを告げたあとの彼女がどうも心配です.私もいっしょについていこうかしら?



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