藍染の糸を買ってきた

旅行の楽しみはその土地、その土地の名産、名品を見てまわること。作っているところを見学させて頂いたらなおのこと楽しい。

今回行ってきたのは、盛岡手づくり村。盛岡からバスで約30分の場所にある、幾つかの工房が並ぶ場所です。

染め屋、たきうらさんで中を少し見せていただき、購入してきたのがこの糸。家に帰って重さを測ってみたら約109グラムありました。藍で染めた糸でとってもきれいなんですよ。

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色はもっともっと深みがある濃い群青色です。なかなか正しい色をスクリーン上で表せないのが残念なこと。色はとても美しいのですが、さて、このかせをボールに巻くのに約1日かかりました。ウールに慣れている私はコットンはあまり好きではないことも原因の一つなのでしょうが、まず、糸同士がくっつきあうこと。そして、カセの中でこんぐらがっていたこと、が大きな原因であちらで糸をくぐらせ、こちらで糸をほぐしながらの作業でよっぽど途中でやめようかと思ったものの、「もったいない」。最後は私が投げ出した糸のかたまりを主人がせっせとほどいてくれてきれいな一つのボールになったのが夜の11時。翌朝は肩こりで頭が重かったんです。もし、次回購入することがあったら、お願いしてあちらで巻いてもらおうと思います。

そして、編み始めたのが、アームバンド。太陽の下を歩く時につけようかなと。UVカットはおそらくしないでしょうがないより良いだろうというくらいの気持ちです。

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ただ、あまり編みやすい糸ではないのでできるだけ早く終わらせてウールに戻ろうと思っています。

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体をいたわること

昨日、東洋医学を勉強した方のところにお邪魔して、私の体調というか、身体を診てもらいました。

まずは問診。自分が感じている異常、心配な点などを説明し、これに対してとても細かな質問がなされます。かかること約30分間。温かいお茶をいただきながらのゆっくりとした時間が過ぎました。

そして、施術服に着替えてベッドに仰向けになると、脈診。脈をとるといっても手首の1カ所ではなく数カ所を強く押したり、弱く押したりしながらの脈診でした。内臓が弱っている場合は、この脈診も手がかりになるそうです。

次は触診、指圧、鍼を交えた処置。その途中でも、痛みの加減とか、種類についての質問が続きます。膨満感があったり、張っている部位、こっている筋肉、緊張している部分など細かく説明してくれました。

そうしていると自分でも「あ、そういえばここが」とか、「こんなこともありました」と記憶がよみがえりさらなる細かい処置をしていただきました。

最後には、「腹筋が弱くなっているので起きていると思われる症状がいくつかあります。簡単な腹筋をお教えします」と私にも続けられそうなトレーニングを教えていただき、そして、生活の上で気をつけたほうが良いことのアドバイスも受けて終了。

とても実りがある時間でした。西洋医学とはまた違う方面から自分の身体を見直せるとても良いチャンスだったと思います。どうして、今、感じている症状があるのかという原因が見えてきたのは嬉しいですね。

そう、皆さん、ご存知でした? 「鍼灸師」「あんま師」「マッサージ師」は国家試験に通っていないと名乗れません。それに比べて、「整体」「もみほぐし」などはそう言う決まりはないそうですから、かかる時には気をつけなくてはいけませんよね。

藤掛心&身体の鍼灸マッサージ

ここの院長先生、本当に職人技で、まだお若いのに経験を積まれているので指先、手のひら、そして目でもいろいろなことを感じ取れるようです。

興味がある方はぜひ、ご連絡してみてください。本当にオススメできる場所です。自分の身体が言おうとしていることに耳を傾けることはとても大切だと思うんです。体調が良くなれば気分もほぐれてきます。すると、いろいろなことが好転していくこと間違いなしと私は信じています。

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「用の美」

原田マハさんの「リーチ先生」を読みました。

その一部にこんな文章がありました。

『すると、濱田は、正直に言うけどな。。。と前置きしてから本音を語った。「いままで、陶芸は、書画とか油絵とか彫刻に比べると、どうしても劣るっていうか、芸術として隠したみたいな、そんな感じだっただろう?」柳宗悦は、「用の美」というけれど、「用」がある、つまり機能があって使われるものは、結局「道具」のようなもので、「芸術」ではない。そんな風潮は、どうしたってある。中略。芸術の方が工芸よりも上位だとか、芸術が工芸を支配するとか、そういうことじゃない。芸術も、工芸も、等しく価値がある。等しく美しい。等しく、人間の手による、人間のためのものだ。』

工芸と編み物を一緒くたにしてはいけないかしら? と思いつつ、同じ手作業でも編み物というと「おばあちゃんの手仕事」のようなイメージがつきものですよね。人の手によるものに変わりないのに、なんだか、古臭いような、野暮ったいという印象を与えがち。絵を描いたり彫刻などは確かにゼロから作者の感性で作り上げるもので、その作品の範囲は限りがないものですが編み物はそうはいかないかもしれません。それに、身につける、ということで「用」がどーんと先に立ってしまうのでしょう。

一度、人間が持ってしまったイメージはそう簡単に払拭できませんし、まぁ、作ったもので誰かが喜んでくれればいいかな、と思うのですが、この文章は常々私が考えていたことを見事に言ってのけてくださっていたので引用させていただきました。この本、とってもおもしろく、一気読みでした。

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何が芸術で崇高でというのも人間が決めていることですものね。

ソックス、片方ができあがったので写真を撮りました。もう片方、せっせと編みます。

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ひまわりのようなソックス

毎日暑くて暑くて大変ですね。日本の夏がこんなにすごいものとは噂には聞いていましたが驚いています。

なんて言いながらソックスを編んでいるのですよ。ま、どんなに暑くても必ず秋、そして冬は来ますからね。そして、どうせならと超ド派手な色のソックスにしました。

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使っている糸はWollmeise のPure。ナイロンが入っていないので丈夫さには少し心配もありますが、ま、いいでしょう。この糸はとても撚りが強いのでふわふわしていません。だから、その分耐久性はあるのではないかなぁと思っています。

よりが強い分、よってある糸の間に針が入ってしまったりはしないので編みやすいと言ったら編みやすいです。それに、洗濯機で洗えますからね。

パターンはCookie A がデザインしたHedera。すかし編みが入ったなかなか可愛らしいソックスができあがりそうです。色がひまわりみたいだし。

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かかとが終わり、今はただぐるぐると輪っかに編んでいます。ソックスのように輪で編むものは途中でなかなかやめられないんです。ついつい編み進んでしまい時間を忘れてしまいます。

自分が何かを作り出すという時間は大好きです。形ができ上がってくるのを見るのは本当に楽しいですから。

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個性なしの街たち

アメリカ国内を旅行するときにいつも思っていたこと。

「どこにいっても同じ店しかない」

たとえば、マクドナルド、ウェンディーズ、タコベル、といったファーストフードをはじめとして、Thank God It’s Friday(TGIF)などのいわゆるファミリーレストラン、ドラッグストアー、スーパーと右を見ても左を見ても同じような店ばかり。

その地その地での特色がある店がなくて面白くないと常々思っていたんです。日本には商店街やら地元の特産の店とかあるのに、と考えていたけれど、実は日本でもアメリカと同じようなことが起こっていることを日本に戻ってきて愕然! 旅行していると本当に思います。

なんだか、大型スーパー、全国展開の衣料品店(どことは言いません)、ドラッグストアもそう、どこにいっても同じサイン、看板ばかりで地元ならではの店が次から次へと姿を消しているんですよね。

増えているのがシャッター街。スーパーへ行けば低価格でなんでも揃うので便利なのでしょうが、逆にこういうこと言えません? たとえば、道路に面して並んでいる商店街に色々なお店が並んでいたら、何もわざわざ大型ビルの中に入ってエスカレーター、エレベーターを使って上に上がらなくても、さっと歩道からお店に入って用を済ませて出てこれるって。

吉祥寺にも本屋さんはたくさんあります。しかし、その大部分がビルの上の方の階にあるんですよ。本を買うためだけなのに、大型店舗に入り、上に上がり、用を済ませたらまた一生懸命下に降りて、自分が行きたい方向に出口がないから逆方向に歩いて外に出て、とかなり無駄な歩数を踏んでいます。ま、運動になるといえば運動になりますけれどね。

だから、できるだけ、地元のお店で買い物をするようにしています。八百屋さん、花屋さん、そして、本屋さんも。残念ながら吉祥寺には豆腐屋さんがないので、駅ビルとかに入っているお店を使うしかありません。大型スーパーはほとんど使いません。その地域の個性を奪う店は避けたいんです。これは、アメリカに住んでいるときから一緒。スーパーで買い物をしないとアメリカでは生活はできませんでしたが、出来るだけ地域に根付いたスーパーを利用し、全国展開の大型の有名なスーパー立ちには足を踏み入れませんでした。

日本が持っている素晴らしいものがなくなり、画一化された店しか無くなる日はそう遠くはないのでしょうが、私一人でも抵抗しようかな、と思っています。

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燕三条の地場産業

工場見学が大好きな私にとって行きたくて仕方がなかった燕三条。行ってきました。幾つかの工場に予約を入れて1泊2日のかなりのハードなスケジュール。でも、楽しかったですよ。

特に良かった工場をご紹介します。くわ、鎌など、農家の方、また家庭菜園用の用具を作っている鍛冶屋さん、「相田合同工場」三条市にあります。

とっても親切、知識豊富な社長さんかな?が私たちのごくごく基礎的な質問にも嫌な顔一つせず、動作を交えながらいろいろ説明してくださいました。そのあとでもちろん工場の中を見学することもてきました。

私が今までにくわやら、鎌を見るのはその辺のホームセンターの一角。まったくどれがどう違うのやらわからずに結局価格で選んだりしていました。しかし、奥が深いんです。

まず、住んでいる地域によって土の種類が違います。そして、目的。雑草の根っこをとりたいのか、畝を作りたいのか、土を耕したいのか、違う目的によって違うくわを勧めてくれます。当たり前と言ったら当たり前なのかもしれませんが、そのような知識を持っている人、ホームセンターになんかいませんし、種類だってそこまでありません。

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これだけのトップがあるんですよ。そして、土によって柄の部分と刃の部分の角度も変わってくるんですって。もう、目が丸くなることばかりでした。

さらにね、掘る野菜によっても違う刃を選ばなくてはならないんです。ごぼう、大根、自然薯、それぞれに適した刃のサイズがあるのだそうで、お客さんから、どの土地で何の作物を収穫したいという要望とともに、今まで使っていた刃の形を描いたものが送られてくると型紙を作ってから実際の工程に入るんですって。型紙も山に積まれていました。

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工場の中では昔の鍛冶屋さんの姿を思い起こさせる姿が見られました。

社長さんがおっしゃっていました。「それぞれの道具には歴史があり、農業の昔を紐解いていくのがとても面白い」と。そうなんですよね。何気なく使っている一つ一つの道具にも昔の方が考え、改善され、受け継がれてきた技術、心が入っているんです。

相田合同工場で私はとても多くのことを学んだような気がします。(フェイスブックもなさっているのでチェックしてみてください)

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桃のパフェ

お小遣い貯めて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで食べてきました。千疋屋総本店の桃のパフェ。

おいしくてとてもハッピーな気持ちになれたのは良かったのですが、お財布が「痛いよ〜」と叫ぶのには困りました。

しかし、お値段というのはお店の雰囲気、場所(固定費ですよね)、サーブしてくださる方の人数、質、そして大切な素材と考えていくとお値段が上がるのは仕方がないかなと。それを食べに行くか行かないかは個人が決めること。他の外食を抑えて行くもよし、お菓子を買う回数を減らすのもよし、ということでしょうか? 私ですか? ケーキを買う回数をしっかり減らしました。

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お話を伺ったところ、桃はそれぞれ味が違うので一つ一つ皮を手で向いてから味見をしてパフェに使う桃を選ぶのだそうです。「だから、お出しするのに時間がかかるんですよ」と教えていただきました。なるほど。手がかかっているのです、と感心。並んだ桃たちは押されたあともなくキレイなお肌をしていました。

開店が11時で10時50分くらいに現地に到着したらすでに列ができていました。

美味しいものを食べると幸せになりますからね。みなさま、とてもにこやかに談笑なさりながら桃のパフェをいただいていらっしゃいました。

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